「アジアカップは、韓国・日本・イランの“3強”の戦いだ」と韓国メディアは報道
中盤の底でチームを支えるのはキ・ソンヨン(ニューカッスル)だ。自身3度目のアジアカップで代表引退を示唆しているチームの大黒柱が、今夏までヴィッセル神戸でプレーしたチョン・ウヨン(アル・サッド)やアジア大会金メダル組のファン・インボム(大田シチズン)らいずれかとコンビを組み、攻守の舵取りを司る。
ベント監督が重用しながら兵役免除資格に関する虚偽報告で代表資格を剥奪されたチャン・ヒョンス(FC東京)が抜けたディフェンスラインは、キム・ヨングォン(広州恒大)とキム・ミンジェ(全北現代)のCBコンビがオーストラリア遠征で手応えを得た。サイドは国内組のホン・チョル(水原三星)とイ・ヨン(全北現代)が有力だろう。
GKはスタメン争いが続いている。キム・スンギュ(ヴィッセル神戸)が3試合・2失点、チョ・ヒョヌ(大邱FC)が2試合・2失点、キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)は1試合・無失点とベント体制での実績に大差はない。正GKがまだ定まっていないことはチームの課題でもあるが、今月20日まで行なわれる国内合宿が最終チェックの場となることは間違いないだろう。
ベント監督が重用しながら兵役免除資格に関する虚偽報告で代表資格を剥奪されたチャン・ヒョンス(FC東京)が抜けたディフェンスラインは、キム・ヨングォン(広州恒大)とキム・ミンジェ(全北現代)のCBコンビがオーストラリア遠征で手応えを得た。サイドは国内組のホン・チョル(水原三星)とイ・ヨン(全北現代)が有力だろう。
GKはスタメン争いが続いている。キム・スンギュ(ヴィッセル神戸)が3試合・2失点、チョ・ヒョヌ(大邱FC)が2試合・2失点、キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)は1試合・無失点とベント体制での実績に大差はない。正GKがまだ定まっていないことはチームの課題でもあるが、今月20日まで行なわれる国内合宿が最終チェックの場となることは間違いないだろう。
そんな韓国がアジアカップで目指すのは59年ぶりの王座奪還だ。
“アジア最強”を自称する韓国だが、アジアカップでは1956年と1960年大会で2連覇を果たして以来、優勝から遠ざかっていた。直近の成績を見ても、1992年大会から2011年大会まで6大会連続で決勝進出を逃しており、前回大会もオーストラリアとの決勝戦で延長戦の末に1-2で敗れ優勝を逃している。
今大会、韓国が属したのは中国、フィリピン、キルギスと同じC組。グループリーグ突破は問題なく、「アジアカップの優勝争いは結局、韓国・日本・イランの“3強”の戦いだ」(『スポーツソウル』)と韓国メディアは予想している。
日韓戦が実現すれば、アジアカップでは2011年大会準決勝(2-2、日本がPK戦で勝利)以来の対戦となるが、59年ぶりの王座奪還を狙ってチーム作りを進めてきた韓国は、森保ジャパンにとっても警戒すべきチームであることは間違いなさそうだ。
文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
参照元:『スポーツソウル』
「アジアカップ決勝の相手は日本かイラン」59年ぶりの優勝を目指す韓国の思惑