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中島翔哉がダントツ1位の評価額! アジアカップ招集23名を最新の「推定市場価格」でランク化!

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月12日

唯一の1000万ユーロ超えで全体でもトップに

左上から時計回りで中島、堂安、南野、吉田。森保ジャパンで攻守の軸を張る面々が上位を占めた。(C)SOCCER DIGEST,Getty Images

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 年明けの1月5日にUAE(アラブ首長国連邦)で開幕するアジアカップ2019。12月12日、都内のJFAハウスで大会に臨む日本代表メンバー23名が発表された。当落が注目された香川真司など森保ジャパンでの“初招集組”はひとりもおらず、今年9月に始動してから5試合を戦うなかで選ばれたメンバーが中心となった。

 では、今回選出された23名は、世界のマーケットでどのような評価を得ているのか。ひとつの基準値となるのが「推定市場価格」だ。ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が世界中のプロフットボーラーを対象に、年齢やキャリア、潜在能力などさまざまな要素を総合的に評価したうえで日々算定を繰り返している。

 アジアカップ・メンバーのなかでダントツの1位に輝いたのは、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの中島翔哉だ。1500万ユーロ(約19億5000万円)の評価額で、唯一の1000万超えを果たした。全日本人選手で見ても、2位の香川(1100万ユーロ)に400万ユーロの差を付けているのだから驚きだ。ここにきてプレミアリーグの古豪、ウォルバーハンプトンへの移籍が秒読みとの報道もあり、冬のマーケットを大いに賑わせる存在となっている。これも市場価格を釣り上げている要因だろう。

 
 2位が酒井宏樹、3位が吉田麻也、4位が大迫勇也、5位が原口元気と、以降はロシア・ワールドカップに出場した欧州組が並び、中島と「新三銃士」を形成する南野拓実は400万ユーロ(約5億2000万円)で6位、堂安律は250万ユーロ(約5億7500万円)で9位という現状だ。堂安は今冬のマンチェスター・シティ行きなどが取り沙汰されており、アジアカップの活躍いかんでは額面が跳ね上がる可能性もある。

 Jリーグ組でのトップは槙野智章の165万ユーロ(約2億1450万円)で、こちらは11位に付けた。意外だったのは23位となった冨安健洋で、現時点ではわずか35万ユーロ(約4550万円)の評価。ベルギー・リーグでも日本代表でもメキメキと頭角を表わしているが、20歳と若く欧州挑戦も2年目だけに、移籍市場ではまだ知る人ぞ知る存在なのかもしれない。
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