「ワールドカップでプレーしたい」
私生活では、鎌田は昨年結婚し、先日第一子が誕生した。10月の休暇中に顔を見にいく機会があったようで、「来年の1月か2月にはこっちで暮らせるか考えてみるつもり」と、家族の話に頬を緩めたようだ。また、ベルギーでのオフの過ごし方については、意外な悩みを告白している。
「ベルギーでの生活は何の問題もないです。ただ、言葉には苦労しています。僕はドイツ語を少しと、“食べて飲む”というオランダ語を理解することができるくらい。いまは英語のレッスンを受けているのですが、オランダ語の語彙も増やしたいですね。
シント=トロイデンにあったらうれしいのは、日本みたいなオールインスーパーマーケット。大阪には24時間営業のストアがあります。あとは…美味しい日本食レストランですね。自分で料理することもありますが、1週間に一度は遠藤と冨安と一緒にブリュッセルに行きます。カラオケもするかって? 僕は歌えませんよ(笑)」
「ベルギーでの生活は何の問題もないです。ただ、言葉には苦労しています。僕はドイツ語を少しと、“食べて飲む”というオランダ語を理解することができるくらい。いまは英語のレッスンを受けているのですが、オランダ語の語彙も増やしたいですね。
シント=トロイデンにあったらうれしいのは、日本みたいなオールインスーパーマーケット。大阪には24時間営業のストアがあります。あとは…美味しい日本食レストランですね。自分で料理することもありますが、1週間に一度は遠藤と冨安と一緒にブリュッセルに行きます。カラオケもするかって? 僕は歌えませんよ(笑)」
そして、日本代表への秘めたる思いも吐露している。
「ロシア・ワールドカップのベルギー戦は友達と一緒にバーで観戦しました。正直、ベルギーが簡単に勝つだろうと考えていました。だから、日本が2点リードしたときにはすごく驚きました。
2-3で敗れはしましたが、失望はしなかったです。日本のサッカーは賞賛されるべきです。ただ、ごくシンプルに、ベルギーが日本より良かった。(エデン・)アザールと(ケビン・)デ・ブルイネが素晴らしかったと思います。
日本代表は、自分にはまだ早すぎるかなと。色々と改善する必要があると思っているので。ただ、僕の野望はいつか日本代表としてワールドカップでプレーすることです」
そう語る鎌田は、ベルギーでの自身のプレーに満足していないようだ。ただ、鎌田の快進撃は保有元であるフランクフルトにも届いている。鎌田が自身のSNSに投稿した今季9ゴール目を喜ぶ写真に、インタビュー中に名前が上がった同僚のルカ・ヨビッチから「Bravo kyodai(ブラーヴォ、兄弟)」、そしてアンテ・レビッチからは「Omedeto(オメデト)」という祝福が届いた。
インタビューの中で「日本人が所属したことのないビッグクラブにも行ってみたい」という壮大な目標も明かしていた鎌田。このままの調子が続くのであれば、22歳のプレーヤーにとって、それは遠い夢ではないかもしれない。