【日本代表】アジアカップのベスト布陣は!?気になる3つの不安材料

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年11月23日

FWは新戦力を招集するか

FWは大迫、南野以外にしっくりくる人材がおらず。ニューカッスルの武藤らも候補になるだろう。(C)Getty Images

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 まず不安なのが最終ラインだ。特に肺気胸を患っている長友佑都が、アジアカップに間に合わない可能性がある左SBは、ここまで3試合に先発している佐々木が第一候補だ。ただ、キルギス戦で代表初出場&初ゴールを決めた山中亮輔は佐々木にはない攻撃性能を持ち合わせているだけに、状況によってふたりを使い分けていくのではないか。加えて酒井や槙野智章を左サイドに回す選択も考えられる。
 
 また軸が定まらないボランチも読みにくいポジションだ。11月シリーズでは森保戦術を熟知する青山敏弘が右足の負傷で招集を辞退。現状では遠藤航と柴崎岳がファーストチョイスと言えるが、柴崎は所属のヘタフェで出場機会に恵まれず、コンディション面で不安を残す。現にフル出場したベネズエラ戦、途中出場したキルギス戦でも納得のパフォーマンスとはいかなかった。
 
 今後は青山のコンディション次第であるが、9月に招集したものの怪我で活動には参加できなかった山口蛍、大島僚太ら国内の実力者を再びメンバーに加える手もあるだろう。個人的にはキルギス戦で評価を高めた守田英正が、レギュラー陣を脅かす活躍をしてくれることに期待している。
 
 さらに前線の選手層の薄さも不安材料だ。前述した中島、堂安、南野、大迫の4人は欠かせない戦力も、彼らに続く人材がいない。中盤2列目では原口元気、伊東純也が実力的にメンバーに入るはずだ、なかなかしっくりくる選手がいないFWではニューカッスルの武藤嘉紀らをぶっつけ本番で呼んでも面白いだろう。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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