ビルドアップの局面で不安がある
より多彩な攻撃を仕掛けるには、ビルドアップの質も必要になる。そこに着目すると、ベネズエラ戦では気になることもあった。それは、吉田麻也と冨安健洋の両CBが相手選手にプレッシャーをかけられた場合の組み立てである。吉田はさすがの落ち着きでボールを捌いていたが、問題は冨安のほうだ。実際、本人もこんなコメントを残している。
「僕から(酒井)宏樹くんへのシンプルな横パスが多すぎたので、そこで狙われたり、相手にラインをあげられたりしていたので、もうちょっとボランチを上手く使いながら縦に攻撃をしなければならなかった」
「僕から(酒井)宏樹くんへのシンプルな横パスが多すぎたので、そこで狙われたり、相手にラインをあげられたりしていたので、もうちょっとボランチを上手く使いながら縦に攻撃をしなければならなかった」
そんな冨安はCBから縦に速く展開できればよりチャンスが生まれるとも言っている。
「ビルドアップの局面でなかなか縦にボールを付けられなかった。僕のところからもっと縦にボールを付けることができていれば、もっともっとチャンスができたかもしれない」
しかし、それは見方を変えれば、CBがボールを上手く捌けないとチャンスの幅が広がらないということである。つまり──。相手のプレッシャーによりCBが封じられてしまうと、攻撃そのものが機能不全に陥る恐れもあるというわけだ。ある意味、森保ジャパン最大のキーマンになり得るのはCBなのかもしれない。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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「ビルドアップの局面でなかなか縦にボールを付けられなかった。僕のところからもっと縦にボールを付けることができていれば、もっともっとチャンスができたかもしれない」
しかし、それは見方を変えれば、CBがボールを上手く捌けないとチャンスの幅が広がらないということである。つまり──。相手のプレッシャーによりCBが封じられてしまうと、攻撃そのものが機能不全に陥る恐れもあるというわけだ。ある意味、森保ジャパン最大のキーマンになり得るのはCBなのかもしれない。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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