静岡決勝は浜松開誠館が静学を撃破!
奈良決勝では王者・一条に覇権奪還を狙う奈良育英が挑んだ。がっぷり四つに組んだ前半を経て、後半開始早々の3分に一条が均衡を破る。CKからキャプテンの酒井がヘディングでゴールをこじ開けた。奈良育英も石田が惜しいシュートを放つなど再三一条ゴールを脅かしたが、最後の一本が出ずにタイムアップ。一条が3年連続9回目の本大会行きを決めた。
同じく強豪対決となったのが滋賀決勝の草津東vs綾羽戦。互いを知り尽くす両チームの決戦は、前半25分に綾羽が先手を取る。一気呵成のカウンターから右サイドを攻略し、クロスボールを廣瀬がヘディングで合わせてねじ込んだ。試合は綾羽の1点リードでアディショナルタイムを迎えたが、その2分に草津東が執念の一撃で同点とし、激闘は延長戦へ。勢いのままに次の1点を奪ったのは、草津東だ。延長前半2分にCKから逆転弾を奪って2-1で勝ち切り、2年連続出場を手繰り寄せた。
東邦と名古屋が激しいバトルを繰り広げた愛知決勝は、前者に軍配が上がった。0-0でハーフタイムを迎えた一戦は、後半10分に東邦の河邉が先制ゴールを決めて優位に進めるも、アディショナルタイム3分のラストワンプレーで名古屋の林が起死回生弾を決めて、スコアをタイに戻す。延長戦でも勝負がつかなかった死闘はPK戦へ。9人目までもつれ込んだ戦いを8-7でモノにした東邦が、出場切符を手中に収めた。
同じく強豪対決となったのが滋賀決勝の草津東vs綾羽戦。互いを知り尽くす両チームの決戦は、前半25分に綾羽が先手を取る。一気呵成のカウンターから右サイドを攻略し、クロスボールを廣瀬がヘディングで合わせてねじ込んだ。試合は綾羽の1点リードでアディショナルタイムを迎えたが、その2分に草津東が執念の一撃で同点とし、激闘は延長戦へ。勢いのままに次の1点を奪ったのは、草津東だ。延長前半2分にCKから逆転弾を奪って2-1で勝ち切り、2年連続出場を手繰り寄せた。
東邦と名古屋が激しいバトルを繰り広げた愛知決勝は、前者に軍配が上がった。0-0でハーフタイムを迎えた一戦は、後半10分に東邦の河邉が先制ゴールを決めて優位に進めるも、アディショナルタイム3分のラストワンプレーで名古屋の林が起死回生弾を決めて、スコアをタイに戻す。延長戦でも勝負がつかなかった死闘はPK戦へ。9人目までもつれ込んだ戦いを8-7でモノにした東邦が、出場切符を手中に収めた。
4年ぶりの返り咲きを狙う静岡学園と、初の選手権出場を目ざす浜松開誠館が相まみえた静岡決勝は、インテンシティーの高い攻防戦となった。序盤からミドルゾーンでの潰し合いが展開され、ともにチャンスを掴みながらも決め切れないなか、ようやく前半32分にスコアが動く。左CKを得た浜松開誠館が山田のドンピシャヘッドで均衡を破ったのだ。後半開始早々にオウンゴールでリードを2点に広げると、静岡学園の猛攻がスタート。同22分に鈴木に1点を返されて防戦一方となったが……。このまま2-1で凌ぎ切った浜松開誠館が初優勝を飾っている。
東海大仰星と大阪学院大高が鎬を削った大阪決勝。ともにソリッドかつ組織的な守備が自慢の両チームだけに、ゲームは終始引き締まった展開に。ただゴール前での見せ場は少なく、拮抗した状態のまま、延長戦でもゴールは生まれなかった。運命のPK戦は2人が外した東海大仰星に対して、大阪学院大高は4人全員が決めて激闘に終止符を打った。2年前のインターハイ以来となる全国行きで、選手権は今回が初出場となる。
佐賀のファイナルでは佐賀東と龍谷が火花を散らした。0-0で迎えた後半半ばから試合は激しく動く。12分に龍谷が寺坂の鮮烈ミドルで先制すると、佐賀東も負けじと18分に寺崎が同点弾を蹴り込む。すると24分、今度は龍谷が途中出場の田中の得点で勝ち越しに成功。さらに終了間際、龍谷は相手GKが飛び出していたところを見逃さず、寺坂がこの日2点目を決めて趨勢を定めた。龍谷は嬉しい選手権初出場。佐賀は長らく公立勢が出場を続けていたが、実に17年ぶりに私立校が県予選を制した。
高知決勝は高知と高知西が覇権を争った。0-0のまま後半に入り、互いに1点ずつを取り合ったが、最後は高知西が逆転弾を決めて快勝。見事連覇を達成している。
東海大仰星と大阪学院大高が鎬を削った大阪決勝。ともにソリッドかつ組織的な守備が自慢の両チームだけに、ゲームは終始引き締まった展開に。ただゴール前での見せ場は少なく、拮抗した状態のまま、延長戦でもゴールは生まれなかった。運命のPK戦は2人が外した東海大仰星に対して、大阪学院大高は4人全員が決めて激闘に終止符を打った。2年前のインターハイ以来となる全国行きで、選手権は今回が初出場となる。
佐賀のファイナルでは佐賀東と龍谷が火花を散らした。0-0で迎えた後半半ばから試合は激しく動く。12分に龍谷が寺坂の鮮烈ミドルで先制すると、佐賀東も負けじと18分に寺崎が同点弾を蹴り込む。すると24分、今度は龍谷が途中出場の田中の得点で勝ち越しに成功。さらに終了間際、龍谷は相手GKが飛び出していたところを見逃さず、寺坂がこの日2点目を決めて趨勢を定めた。龍谷は嬉しい選手権初出場。佐賀は長らく公立勢が出場を続けていたが、実に17年ぶりに私立校が県予選を制した。
高知決勝は高知と高知西が覇権を争った。0-0のまま後半に入り、互いに1点ずつを取り合ったが、最後は高知西が逆転弾を決めて快勝。見事連覇を達成している。