アウェーゴールを奪えば、試合展開は俄然有利に
全北現代(韓国)に在籍中、二度のACL制覇に貢献したGKクォン・スンテも「アウェーはまったく雰囲気が違う。自分たちの対応力が問われる」と指摘し、こう語っている。
「(最初に優勝を経験した)2006年の時も2-0で先勝してアウェーに乗り込んだけれど、先に失点して大変な試合になった。16年の時はホームでは2-1で勝って、でも、アウェーで前半のうちに失点してしまった。GKの自分のところにボールがこないのが理想的な試合展開だけど、どうしても相手に攻められる時間が長くなると思う。そういうなかで、やるべきことをブレずに、やり続ける。そこを強調していきたい」
失点を避けたいのはもちろん、第1戦での2-0の優位性を生かすには、第2戦でのアウェーゴールが大きなカギを握る。なぜなら、鹿島が1点を決めた時点で、ペルセポリスは4点を叩き込まなければタイトルを引き寄せられないからだ。
「(最初に優勝を経験した)2006年の時も2-0で先勝してアウェーに乗り込んだけれど、先に失点して大変な試合になった。16年の時はホームでは2-1で勝って、でも、アウェーで前半のうちに失点してしまった。GKの自分のところにボールがこないのが理想的な試合展開だけど、どうしても相手に攻められる時間が長くなると思う。そういうなかで、やるべきことをブレずに、やり続ける。そこを強調していきたい」
失点を避けたいのはもちろん、第1戦での2-0の優位性を生かすには、第2戦でのアウェーゴールが大きなカギを握る。なぜなら、鹿島が1点を決めた時点で、ペルセポリスは4点を叩き込まなければタイトルを引き寄せられないからだ。
こうした観点からいうと、俄然、セルジーニョの決定力に注目が集まる。
7月に鹿島に加入後、ACLの出場は準々決勝の天津権健(中国)戦からだが、ここまで5試合連続ゴール中で、決勝進出の原動力となっている。
だが、セルジーニョは「選手としてピッチに立てば、正直、ゴールを決めて喜びたいと思う。でも、誰が点を取るかではなく、チームの勝利が何より重要」と、どこまでも謙虚だ。
11月6日のJ1リーグ32節の柏戦を終えると、いよいよ敵地テヘランに向けて旅立つ。悲願のACL初制覇へ、残すはあと1試合だ。
取材・文●小室功(オフィスプリマベーラ)
7月に鹿島に加入後、ACLの出場は準々決勝の天津権健(中国)戦からだが、ここまで5試合連続ゴール中で、決勝進出の原動力となっている。
だが、セルジーニョは「選手としてピッチに立てば、正直、ゴールを決めて喜びたいと思う。でも、誰が点を取るかではなく、チームの勝利が何より重要」と、どこまでも謙虚だ。
11月6日のJ1リーグ32節の柏戦を終えると、いよいよ敵地テヘランに向けて旅立つ。悲願のACL初制覇へ、残すはあと1試合だ。
取材・文●小室功(オフィスプリマベーラ)