「そういうのから逃げるの、嫌いなんで」
日本代表入りを推す声も少なくないなか、プロ4年目を迎えた若武者は、”勝たせられる男”として、鹿島の新たなエースとして、その座を確固たるものにできるか。
そのひとつの指針になるのが、アウェーで迎えるACL準決勝第2レグ、水原三星との一戦だ。
第1レグは、前半に2点のリードを許す展開も、その後、3ゴールを奪って鮮やかな逆転勝ちを収めてみせる。鈴木は21分、右からのクロスに果敢に飛び込み、相手のオウンゴールを誘発した。
今回は正真正銘のゴールを奪いたい。敵地での戦いで第1レグを落としている水原は、勝利のためにかなり激しくくることが予想される。
そのひとつの指針になるのが、アウェーで迎えるACL準決勝第2レグ、水原三星との一戦だ。
第1レグは、前半に2点のリードを許す展開も、その後、3ゴールを奪って鮮やかな逆転勝ちを収めてみせる。鈴木は21分、右からのクロスに果敢に飛び込み、相手のオウンゴールを誘発した。
今回は正真正銘のゴールを奪いたい。敵地での戦いで第1レグを落としている水原は、勝利のためにかなり激しくくることが予想される。
時には、ファウルすれすれのチャージでぶつかってくるかもしれない。球際の勝負でヒートアップ。そんなテンションの高いゲームを、鈴木はむしろ歓迎する。
「嫌いじゃないんで。真っ向から受けたいですね」
売られたケンカは買う、ということなのだろう。「そういうのから逃げるの、嫌いなんで」。腰が引けた戦いをすれば、「この前のホームでの第1戦の前半みたいになる」ことを知っている。だから、「自分たちから仕掛けられればいい」と、強気なスタンスを崩さない。
その急先鋒に立つのが、鈴木だ。尽きることのない勝利とゴールへの欲望が、この男をさらなる高みへと突き動かす。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
「嫌いじゃないんで。真っ向から受けたいですね」
売られたケンカは買う、ということなのだろう。「そういうのから逃げるの、嫌いなんで」。腰が引けた戦いをすれば、「この前のホームでの第1戦の前半みたいになる」ことを知っている。だから、「自分たちから仕掛けられればいい」と、強気なスタンスを崩さない。
その急先鋒に立つのが、鈴木だ。尽きることのない勝利とゴールへの欲望が、この男をさらなる高みへと突き動かす。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)