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【パナマ戦|戦評】大迫&南野のパフォーマンスは収穫。だが連動性を欠いた攻撃面は反省材料だ

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年10月13日

大迫、南野は自らの良さを出す

森保ジャパンで初出場した大迫はポストプレーで貢献。起点になった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 一方で収穫があったとすれば、縦関係となる2トップの大迫と南野のパフォーマンスだろう。特に1.5列目でプレーした南野は、先制ゴールを奪っただけでなく、伊東のゴールもお膳立て。後方から上手くボールを引き出し、攻撃を組み立てた。
 
 そんな南野の活躍に青山も「スペースを見つけるのがすごく上手いですね。顔を上げた時に準備してくれていますし、ポジショニングや身体の向きは出し手にとってはありがたいです。良いところにいてくれますし、収まりますし、テンポが出るのでスピードも上がります。真ん中であれだけのプレーをしてくれると、ボランチとしてはありがたいです」と称讃する。
 
 また南野は「サコくん(大迫)は収まるし、やりやすかったです。僕がもう少し前を向いて、サコくんが動き出した時にスルーパスなどをもっと増やしていければいいのかなと思います。ふたりの関係性でゴールに迫っていくプレーももっと増やしていければ」と、手応えと今後への意気込みを語った。
 
 10月16日に埼玉スタジアムで予定されているウルグアイ戦には、パナマ戦で温存した中島、長友佑都、酒井宏樹、吉田麻也に加えて、伊東の負傷を受けて81分から出場した堂安、88分からピッチに立った柴崎岳の先発が予想される。彼らが大迫&南野の2トップとどう連係するのかは見ものだ。
 
 エディンソン・カバーニらがメンバー入りしているウルグアイとの一戦は、日本の今の実力をはかるには絶好の機会だ。準備期間は短いが、パナマ戦での反省を修正しながら、来年1月のアジアカップへつながる内容になることを期待したい。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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