J１リーグ29節
清水エスパルス － ジュビロ磐田
10月７日（日）／15:00／ＩＡＩスタジアム日本平
 
ジュビロ磐田
今季成績（27試合終了時）：12位　勝点33　８勝９分10敗　29得点・37失点
 
【最新チーム事情】 
●台風で延期となった28節の湘南戦は10月30日に開催。
●10月３日、負傷で長期離脱していたムサエフが練習に部分合流。戦列を離れ、ブラジルでリハビリをしていたアダイウトンもチームに戻ってきた。
●９月26日の天皇杯４回戦で札幌に４－２。公式戦５試合ぶりの勝利。
●今節はトルコ代表歴を持つ新外国人・エレンが初先発の予定。
 

【担当記者の視点】 
　降格圏との勝点差はわずかに３。負けられない状況で迎える静岡ダービーで勝利を掴めば、復調に向けてこれ以上ない弾みが付く。
 
　今の課題はボールを奪った後のミスや、相手のハイプレスに対して消極的なプレーからリズムに乗れない試合運び。攻撃では前への推進力を見せ、守備では連動して素早く相手を囲い込む。ライバルとの一戦で生まれる闘争心も力に変え、流れを取り戻したい。「ハードな90分になる。調子がいい選手を抑えるためには、１対１の場面を増やすよりも、数的優位となる状況を生みだすことが重要になる」と、名波監督も好敵手との対戦に意欲十分だ。
 
　９月26日に行なわれた札幌との天皇杯・４回戦では、松本、上原、大南、荒木ら若手が活躍。前へシンプルに繋いで勝利を収めた試合内容は、リーグ戦に向けて好材料だろう。好調を維持する山田が出場停止となるのは痛いが、中盤の上原も天皇杯の勝利で波に乗っている。また、今節は左アウトサイドでエレンが初先発する見込み。その攻撃力にも注目だ。