2トップの序列最上位は周囲を活かせる大迫
【ボランチ】
◎青山敏弘/〇遠藤航/〇柴崎岳/△三竿健斗
9月にキャプテンに指名された青山を、コスタリカ戦でアピールした遠藤とロシアW杯で存在感を示した柴崎が追う構図だ。注目は、やはり柴崎。所属クラブでベンチ外が続き、試合勘が心配されるこのゲームメイカーがどこまでアピールできるかは、10月シリーズの焦点のひとつだろう。青山とのコンビネーションを考えると、守備で力を発揮できる遠藤のほうが補完性は高いだけに、柴崎にはそれを上回るパフォーマンスが求められる。
もっとも、青山が不動というわけではない。今回の2連戦の出来次第では、遠藤と柴崎のふたりが、青山の牙城を崩す可能性も否定できない。三竿は今季のACLで準決勝に勝ち上がる鹿島を中盤の底で支えている。着実に力をつけるハードワーカーの奮起も待たれるところだ。
【サイドハーフ】
◎中島翔哉/◎堂安律/〇原口元気/〇伊東純也
前回のコスタリカ戦で10番を託された中島と代表初招集でスタメンに抜擢された堂安は、ともに充実のパフォーマンスで新時代の到来を感じさせた。代表戦後も所属クラブで主力として活躍しており、コンディションに問題はない。今回の連戦でも、このふたりが軸だ。
ただ、先日のコスタリカ戦で代表初ゴールを決めた伊東の台頭も見逃せない。スーパーサブ的な起用に応えられる人材としてインパクトを残したアタッカーは、2回連続で招集された事実からも、指揮官から一定の評価を与えられているのが分かる。単独で局面を打開できる突破力を武器に、タイプの異なる堂安を食ってもおかしくはない。
気になるのは、原口の立ち位置だ。ロシア・ワールドカップでは欠かせぬ右サイドの主力として攻守に奮闘したが、今季は所属クラブで出場機会を失っている。指揮官が「実際に加わってもらってコンディションを見極めて、今後の活動をどうしていくかを見ていきたい」と言うとおり、まずは状態の見極めに主眼が置かれるか。
◎青山敏弘/〇遠藤航/〇柴崎岳/△三竿健斗
9月にキャプテンに指名された青山を、コスタリカ戦でアピールした遠藤とロシアW杯で存在感を示した柴崎が追う構図だ。注目は、やはり柴崎。所属クラブでベンチ外が続き、試合勘が心配されるこのゲームメイカーがどこまでアピールできるかは、10月シリーズの焦点のひとつだろう。青山とのコンビネーションを考えると、守備で力を発揮できる遠藤のほうが補完性は高いだけに、柴崎にはそれを上回るパフォーマンスが求められる。
もっとも、青山が不動というわけではない。今回の2連戦の出来次第では、遠藤と柴崎のふたりが、青山の牙城を崩す可能性も否定できない。三竿は今季のACLで準決勝に勝ち上がる鹿島を中盤の底で支えている。着実に力をつけるハードワーカーの奮起も待たれるところだ。
【サイドハーフ】
◎中島翔哉/◎堂安律/〇原口元気/〇伊東純也
前回のコスタリカ戦で10番を託された中島と代表初招集でスタメンに抜擢された堂安は、ともに充実のパフォーマンスで新時代の到来を感じさせた。代表戦後も所属クラブで主力として活躍しており、コンディションに問題はない。今回の連戦でも、このふたりが軸だ。
ただ、先日のコスタリカ戦で代表初ゴールを決めた伊東の台頭も見逃せない。スーパーサブ的な起用に応えられる人材としてインパクトを残したアタッカーは、2回連続で招集された事実からも、指揮官から一定の評価を与えられているのが分かる。単独で局面を打開できる突破力を武器に、タイプの異なる堂安を食ってもおかしくはない。
気になるのは、原口の立ち位置だ。ロシア・ワールドカップでは欠かせぬ右サイドの主力として攻守に奮闘したが、今季は所属クラブで出場機会を失っている。指揮官が「実際に加わってもらってコンディションを見極めて、今後の活動をどうしていくかを見ていきたい」と言うとおり、まずは状態の見極めに主眼が置かれるか。
【2トップ】
◎大迫勇也/◎南野拓実/〇小林悠/△浅野琢磨
2トップの序列最上位に立つのは、大迫勇也で異論はないだろう。ポストワークに優れ、パートナーのタイプを選ばない柔軟性を備えたエースは、2列目のタレントを活かせる絶好の人材。中島や堂安の特長を引き出して攻撃を活性化する姿が目に浮かぶ。9月のコスタリカ戦で先発した小林は、確実なポストプレーで味方のシュートチャンスをおぜん立てしていたが、肝心の結果は残せなかった。バックアップからのリスタートになるはずだ。
2トップの相方は、コスタリカ戦で結果を残した南野が一番手。森保ジャパンの2トップは横に並ぶのではなく、片方がトップ下に落ちる形で縦関係を築く場面が多い。その役割を過不足なくこなせる南野は、浅野よりも戦術にマッチしている。浅野は前回のコスタリカ戦同様に、スーパーサブ的な起用が想定される。
◎大迫勇也/◎南野拓実/〇小林悠/△浅野琢磨
2トップの序列最上位に立つのは、大迫勇也で異論はないだろう。ポストワークに優れ、パートナーのタイプを選ばない柔軟性を備えたエースは、2列目のタレントを活かせる絶好の人材。中島や堂安の特長を引き出して攻撃を活性化する姿が目に浮かぶ。9月のコスタリカ戦で先発した小林は、確実なポストプレーで味方のシュートチャンスをおぜん立てしていたが、肝心の結果は残せなかった。バックアップからのリスタートになるはずだ。
2トップの相方は、コスタリカ戦で結果を残した南野が一番手。森保ジャパンの2トップは横に並ぶのではなく、片方がトップ下に落ちる形で縦関係を築く場面が多い。その役割を過不足なくこなせる南野は、浅野よりも戦術にマッチしている。浅野は前回のコスタリカ戦同様に、スーパーサブ的な起用が想定される。