中島翔哉はチームの不振につられるように…
MF
堂安律(フローニンヘン)
今シーズン成績
エールディビジ:4試合(360分)・1得点
2年目のフローニンヘンでも堂安の圧倒的な存在感は揺るがない。フィテッセとの開幕戦ではシュート性の高速クロスを点で合わせる技ありのボレーシュートを決め、4節までの全試合にフル出場を果たしている。
日本代表合流前の最後の試合となった4節のズウォレ戦でも、右サイドやトップ下で攻撃の中心選手としてプレー。とくに目を引いたのが、日本人離れしたフィジカルの強さで、背後からの激しいタックルにも動じず、中盤を縦横無尽に駆けまわりながら自慢の左足でチャンスを創出しつづけた。
堂安のさらなる成長に不可欠なのは、彼の良さを引き出してくれるパートナーの存在だ。ズウォレ戦でも堂安の絶好のクロスがゴールに結びつかず、パスをまわしても受け手側のミスから逆にカウンターを浴びるという場面が少なくなかった。
日本代表というハイレベルな環境に身を置くことで、技巧派のレフティーはどのように成長し、輝きを放ちはじめるのか。彼の本領発揮を楽しみにしている人間は少なくないはずだ。
堂安律(フローニンヘン)
今シーズン成績
エールディビジ:4試合(360分)・1得点
2年目のフローニンヘンでも堂安の圧倒的な存在感は揺るがない。フィテッセとの開幕戦ではシュート性の高速クロスを点で合わせる技ありのボレーシュートを決め、4節までの全試合にフル出場を果たしている。
日本代表合流前の最後の試合となった4節のズウォレ戦でも、右サイドやトップ下で攻撃の中心選手としてプレー。とくに目を引いたのが、日本人離れしたフィジカルの強さで、背後からの激しいタックルにも動じず、中盤を縦横無尽に駆けまわりながら自慢の左足でチャンスを創出しつづけた。
堂安のさらなる成長に不可欠なのは、彼の良さを引き出してくれるパートナーの存在だ。ズウォレ戦でも堂安の絶好のクロスがゴールに結びつかず、パスをまわしても受け手側のミスから逆にカウンターを浴びるという場面が少なくなかった。
日本代表というハイレベルな環境に身を置くことで、技巧派のレフティーはどのように成長し、輝きを放ちはじめるのか。彼の本領発揮を楽しみにしている人間は少なくないはずだ。
MF
中島翔哉(ポルティモネンセ)
今シーズン成績
ポルトガル・リーグ:4試合(360分)・0得点
リーグカップ:1試合(90分)・0得点
所属するポルティモネンセは、4節を消化して1分け3敗。いまだ勝星がない。中島はすべての試合に不動のレギュラーとして出場しているが、チームの不振に引っ張られるように、そのプレーには昨シーズンほどのキレが見られない。
開幕から左ウイング、左MF、トップ下などでプレーし、4節のリオ・アベ戦では右MFを担当。豪快なミドルや、スペースに飛び出す鋭い動きで相手守備陣をかく乱するシーンは頻繁に見られたものの、そもそもボールがまわってくる機会が少なく、不完全燃焼な戦いが続いている。
今年3月以来の招集となった日本代表では、ワールドカップの最終メンバーから落選した悔しさをぶつけるべく、ポルトガル・リーグのトッププレーヤーとしての真価を見せつけたい。
MF
伊藤 達哉(ハンブルク)
ブンデスリーガ2部:3試合(152分)・0得点
DFBカップ:1試合(90分)・0得点
昨シーズン、欧州のビッグクラブからも注目された小柄なアタッカーは、ハンブルクで飛躍を遂げ、クラブが2部へ降格しても残留。今シーズンも、定位置の2列目左サイドで奮闘している。
リーグ開幕戦ではフル出場し、序盤にドリブルから決定的なシュートを放つなど良さを発揮するも、チームは大敗。続くザントハウゼン戦はスタメン落ちし、73分から出場するも、すでに3点リードしていたこともあり、試合を終わらせるプレーに終始した。
DFBカップ1回戦のエルンテブリュック戦ではフル出場してPKに繋がるプレーの起点となり、3節ビーレフェルト戦でもスタメン復帰して、左から積極性を示すも、前半でベンチに退いた。まだ周囲との連係が完全に機能していない印象だが、コンディションは悪くなく、試合を重ねれば、再び輝きを放てるだろう。