仙台に帰ってきた男、関口訓充が見せる円熟の技

カテゴリ:Jリーグ

小林健志

2018年08月17日

渡邉監督も闘志を前面に出して戦う関口を評価

 選手としても関口とともにプレーした経験を持つ渡邉晋監督は「もう10何年も一緒にやって見ているが、しっかり戦えるところ、走れるところ、ファイトできるのが一番の持ち味。それを表現してくれるからこそチームの士気が高まる」と闘志を前面に出して戦う関口を評価した。ワールドカップ中断明けのリーグ戦は苦戦が続いていた仙台だったが、その間、関口はわき腹を傷めて離脱していた。前節の先発復帰後2連勝したことを考えると、関口のチームを鼓舞する力は、今の仙台にとって非常に大きいものなのだと言える。
 
 戦術的な理由もあり、75分で交代となったが、渡邉監督は「(加入当初は)フィジカル的な問題で交代をしていたが、恐らく90分やれる体力は、もうついてきている」とフィジカルコンディションも上がってきていると説明。関口自身も「仕掛けのところで身体が動いてきている。この連戦でしっかり動けたのは大きな自信になる」と夏場の連戦で長時間走り切れたことに手応えを感じていた。
 
「良い雰囲気を作ってくれるサポーターには本当に感謝している。勝点3につなげられて良かった。次負けたら意味が無いので、しっかり勝って3連勝して天皇杯へ向かいたい」と仙台サポーターへの感謝と勝利への強い意気込みを語った関口。プロキャリアをスタートした地で円熟の技と持ち前の闘志を見せ、再び輝きを増している。
 
取材・文●小林健志(フリーライター)
 
【関連記事】
【J1採点&寸評】仙台4-1湘南|関口訓充が圧倒的な存在感!移籍後初得点のハーフナーも高評価
名古屋の勢いは本物か?キャプテンの佐藤寿人が明かした”新戦力”の効能
Jリーガーの「好きな女性タレント」ランキング2018年版! 石原さとみや新垣結衣を抑えて1位に輝いたのは?
電撃移籍の“マリノスの久保建英”が所信表明!「監督が求めているポジションであれば...」
最新FIFAランキングで日本がアジア3位に返り咲く! W杯を経て“爆上げ&爆下げ”となった国は!?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ