J1残留のミッションはダブルレジェンドに託された
おおまかに強化部長のタイプには2通りある。ひとつは選手と一線を画す人間。もうひとつは選手とコミュニケーションを取る人間。前者は査定や契約交渉においてはプロフェッショナルな立場を取れるが、同時に選手からは「何を考えているか分からない」というマイナス面がある。
後者は逆で、プライベートやパーソナリティを知ることは査定や交渉を難しくさせる。松波氏は「時と場合によって。監督のやり方もあるので、一応、監督とコミュニケーションを取った上で“選手とこういう話をするよ”というのはあると思う」とバランスを取る方針を示したが、前任者はどちらか言うと選手とは一線を画すタイプ。今のG大阪に求められるのは一丸となって「J1残留」を勝ち取ることで、コミュニケーション型は“ともに戦っている”というメッセージを発信する上で適任だろう。
後者は逆で、プライベートやパーソナリティを知ることは査定や交渉を難しくさせる。松波氏は「時と場合によって。監督のやり方もあるので、一応、監督とコミュニケーションを取った上で“選手とこういう話をするよ”というのはあると思う」とバランスを取る方針を示したが、前任者はどちらか言うと選手とは一線を画すタイプ。今のG大阪に求められるのは一丸となって「J1残留」を勝ち取ることで、コミュニケーション型は“ともに戦っている”というメッセージを発信する上で適任だろう。
なにはともあれ、G大阪にとっては本当に奥の手。松波新強化部長と宮本恒靖監督のダブルレジェンドに、J1残留のミッションは託された。
取材・文●飯間 健
取材・文●飯間 健