天皇杯でプロ相手に躍動!関西学院大の超逸材は高校時代から何が変わったのか?

カテゴリ:Jリーグ

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2018年07月12日

大学卒業後にプロ入りの可能性も…

高校時代にはC大阪の練習に参加。山口蛍のプレーに衝撃を受けたことは今でも忘れていない。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 山本も「守備はしないというプレーヤーだった」と当時を振り返り、攻撃に特化したタイプだったと認める。その力量不足を本人も痛感しており、大学進学後は持ち前のテクニックやパスセンスに加え、ハードワークに磨きをかけてきた。
 
「ボールを奪うスキルが優れているわけでもないし、竹本みたいにヘディングで競り勝てるわけでもない。ただ、走ることは誰でもできる。そこは大学で鍛えられた」
 
 この東京V戦で示したように、山本は攻守でチームに貢献できるプレーヤーに変貌を遂げた。もっとも、本人は「最後に点を取り切れなかったことのほうが、悔いが残る」と反省の弁を述べており、得点力を伸びシロと捉えれば、さらなる成長が期待できる。天皇杯の敗戦を糧に飛躍を遂げれば、再来年のJ入りも十分にあるはずだ。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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