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【ブラジル1-2ベルギー|W杯採点・寸評】 王国相手に「ため息が漏れるほど美しいミドル」を決めたデ・ブルイネがMOMに!

カテゴリ:国際大会

内藤秀明・井川洋一

2018年07月07日

ブラジル――ネイマールは相手の10番に見劣り。

プレーより“倒れる演技”が話題となっていた今大会のネイマール。それがなければ、あるいはこのムニエ(背番号15)に押し倒された場面でPKが与えられた可能性も…。

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[FW]
9 ガブリエウ・ジェズス 4.5(58分OUT)

コンパニのタイトなマークに苦しみ、ボールを失うシーンが散見された。ボックス内の混戦を押し込めず、フリーのヘディングは枠を大きく外れていった。右サイドに回ってからも効果的なプレーはほとんど見せられなかった。

10 ネイマール 5
同じ役回りのアザールには大きく劣った。強引な仕掛けや不要なヒールなどでたびたびボールを奪われ、最後のシュートはクルトワのファインセーブに阻まれた。ムニエに押されながらもPKをとってもらえなかったのは、これまでのシミュレーションで印象を悪くしていたせいもあるだろう。

19 ウィリアン 5(46分OUT)
攻撃が左に偏っていたこともあり、ボール自体があまり来なかった。サポートも少なく、得意の突破も少なく、対峙するヴェルトンゲンを嫌がるシーンも。次第に影が薄くなり、ハーフタイムにテコ入れの交代を命じられた。
 
[交代出場]
FW
20 ロベルト・フィルミーノ 5.5(46分IN)

広く動いて前線をかき回したが、マルセロの速いクロスには合わせられず、トラップミスやパスミスも何度か。絶妙なトラップからの振り向きざまのシュートは見事だったが、ボールは惜しくもバーを超えていった。

FW
7 ドグラス・コスタ 6.5(58分IN)

驚異的なスピードを生かして一瞬で相手を抜き去り、シュート前まで持ち込むなど、何か起こしそうな雰囲気を漂わせた。シャドリやヴェルトンゲンを釘付けにするだけでなく、パスカットでピンチを防ぐなど、守備でも貢献。

MF
8 レナト・アウグスト 6(73分IN)

ボックス内に走り込んで、コウチーニョのパスを引き出し、チームに勇気を与えるゴールを奪った。しかし輝いたのはそれくらいで、80分にフリーで迎えた絶好機は枠を外し、チームメイトを落胆させた。

[監督]
チッチ 6.5

思わぬ試合展開に終始不安げな表情を見せていたが、やるべきことは尽くした。硬く閉じられた左サイドから攻撃を分散させるべく選手と布陣を変更し、切ったカードはすべてポジティブな変化をもたらした。シュートミスやクルトワのビッグセーブにより、あと1点が奪えなかったものの、指揮官の采配そのものに間違いはなかったはずだ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●井川洋一
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