2度目のPKを確実に決めたエース
FW
10 ラヒーム・スターリング 5.5(88分OUT)
これまで相手DFとMFのライン間でボール受けることで、自身のドリブル突破を活かしてきたので、組み立てが機能してないこの試合で消えてしまったのは、仕方がない部分もある。とはいえ、ボールロストが多く、良い位置でボールを持っても何もできなかったことを考えると、高評価を与えるのは難しい。
9 ハリー・ケイン 7
後半とPK戦、2度蹴ることになったPKでは、真ん中と左隅に決めて、ストライカーとしての役割を100パーセントこなした。後方支援が乏しいため、ケイン自身も下がって組み立てに参加。苦しい展開だったことを考えると、PK以外で枠内シュートを飛ばせなかったことは、仕方がないのかもしれない。
10 ラヒーム・スターリング 5.5(88分OUT)
これまで相手DFとMFのライン間でボール受けることで、自身のドリブル突破を活かしてきたので、組み立てが機能してないこの試合で消えてしまったのは、仕方がない部分もある。とはいえ、ボールロストが多く、良い位置でボールを持っても何もできなかったことを考えると、高評価を与えるのは難しい。
9 ハリー・ケイン 7
後半とPK戦、2度蹴ることになったPKでは、真ん中と左隅に決めて、ストライカーとしての役割を100パーセントこなした。後方支援が乏しいため、ケイン自身も下がって組み立てに参加。苦しい展開だったことを考えると、PK以外で枠内シュートを飛ばせなかったことは、仕方がないのかもしれない。
交代選手
MF
4 エリック・ダイアー 6.5(81分IN)
守備固めでアリに代わって投入されたが、彼とは関係ない部分で失点。攻撃的なカードではなかったので、その後の点を取らなければならない展開への適応に苦しんだのは、当然と言える。ただ、守備的なタスクはきちんとこなした。何よりPK戦では、プレッシャーのかかる5人目のキッカーを任され、きちんと結果を残した。
FW
11 ジェイミー・ヴァーディー 5.5(88分IN)
ダイアー同様、守備固めで投入。その後、得点を取らなければならない展開になったが、スターリングが(マンチェスター・シティの監督)ジョゼップ・グアルディオラから教わったような、中盤からボールを引き出す動き方を彼は知らなかった。慣れないシステムで浮いた存在になるのは、当然だっただろう。
DF
3 ダニー・ローズ ―(102分IN)
疲労で動きが悪くなったヤングに変わって交代。惜しいシュートを放つなど、持ち前の推進力を見せた。
FW
19 マーカス・ラッシュフォード ―(113分IN)
PK要員としてピッチに投入。得意の強いキックで、2番目のキッカーをこなした。
監督
ガレス・サウスゲイト 5.5
結果的に勝利を収めたものの、組み立てが機能していない状態を明確に改善することができず。同点になった後も巻き返しの策を見せることなく、PK戦に突入した。もちろん、PK戦への準備はしていただろうし、その結果の勝利なのかもしれない。とはいえ、この試合においては、多くの課題を解決できないまま試合は終了した。
※MAN OF THE MATCH=当ウェブが選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
イングランド採点・文:内藤 秀明