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「自己過信が招いた結末」「カガワは模範」仏メディアが日本代表のW杯を総括!【ロシアW杯】

カテゴリ:日本代表

結城麻里

2018年07月03日

視聴者の73%が「奇跡の勝利」を支持

フランス人の多くはベルギーの勝利を「奇跡的なもの」と見なしているようだ。(C)Getty Images

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 ポーランド戦の残り10分間で、日本は露骨にプレーを中止し、ただひたすらボールを回し続けた。で、またしても最後の最後で失策を犯した。今回こそ、ゴールを狙うより1分でもいいから時間稼ぎをして延長戦に持ち込んで、冷静に仕切り直すというマリス(いい意味での狡猾さ)が必要だったのだ。
 
 全国スポーツ紙のテレビ版『L’Equipe Du Soir』(夜のレキップ)ではこの日、著名アニメーターのオリヴィエ・メナール氏が、「ベルギーの勝利はちょっとした奇跡だったのか、それともロジックだったのか」のお題を提示。このテーマを巡って、ベルギー人アナリストのステファン・パウエルズ氏とサッカー専門誌『France football』のティエリー・マルシャン記者が「奇跡」を、同誌のデイブ・アパドゥー記者が「ロジック」をそれぞれ主張し、2対1のデュエル討論を展開した。

 
 前者は、何度も川島永嗣にチャンスを阻まれたベルギーの不甲斐ない攻撃を理由に挙げ、「勝てたのはちょっとした奇跡だ」と言い切る。かたや後者は、ちょっとした奇跡に助けられたのはむしろ日本で、やはりベルギーのほうが力が上だったとして「ロジックな勝利」と論じた。
 
 だが視聴者投票の結果は、73%が「奇跡」を支持。ベルギーがかろうじてミラクルな勝利を飾ったとみなしたのだ。それだけにアディショナルタイムの自己過信が、なおさら痛恨だった。
 
文●結城麻里
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