スペイン――新監督は選手の良き理解者ではあったが。
[FW]
19 ジエゴ・コスタ 5.5
左右のスペースに動いてフィードを引き出し、緩急をつけた裏への飛び出しからチャンスを創出。しかし、徐々に孤立する姿が目立ちはじめ、欲しいタイミングでボールが入らず、フラストレーションを示すことも。相手のセットプレー時の守備では身体を張った。
19 ジエゴ・コスタ 5.5
左右のスペースに動いてフィードを引き出し、緩急をつけた裏への飛び出しからチャンスを創出。しかし、徐々に孤立する姿が目立ちはじめ、欲しいタイミングでボールが入らず、フラストレーションを示すことも。相手のセットプレー時の守備では身体を張った。
[交代出場]
MF
6 アンドレス・イニエスタ 6.5(67分IN)
ゆさぶりと貫通力を期待されて投入される。何気なく進入していくドリブルと高精度のダイレクトパスなどで魅せた。ヒールのフリックやスルーパスでチャンスを演出し、鋭いボレーのミドルでGKを強襲。PKの一番手でもまったく動じずに沈めた。
DF
2 ダニエル・カルバハル 5.5(70分IN)
交代直後にボールを失って試合にうまく入れず、その後もプレッシャーを受けて、雑なプレーが散見され、守備でも粘り強さが足りなかった印象。延長早々に迎えた決定機は仕留めたかった。
FW
17 イアゴ・アスパス 5.5(80分IN)
ジエゴ・コスタとは異なる攻め手を生み、タイミングよく動いてパスを引き出した。縦に深い動きでイスコのパスを受け、カルバハルの決定機を演出することもあったが、PK戦ではアウェーの雰囲気とGKの動きに惑わされたか。
9 ロドリゴ 5.5(104分IN)
延長に入って4人目の交代選手に。右サイドでパスを受ける際にDFとうまく入れ替わり、またぎを交えた仕掛けから鋭いシュートを放ったが、GKのファインセーブに阻まれた。
[監督]
フェルナンド・イエロ 5.5
開幕2日前に解任されたジュレン・ロペテギの後を継いだ指揮官は、その価値を問われていたが、本当の勝負の機会に結果で示すことは叶わなかった。柔和な表情を持つ選手の良き理解者ではあったが、みずからの采配で結果を手繰り寄せる勝負師の顔は持っていなかったか。コーチングエリアで選手を鼓舞しつづけたが、最後まで相手の堅守を崩すことはできなかった。もっとも、指導経験が浅く、自分が選んだわけではないスカッドを託されていたことは考慮されるべきだ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●井川洋一
MF
6 アンドレス・イニエスタ 6.5(67分IN)
ゆさぶりと貫通力を期待されて投入される。何気なく進入していくドリブルと高精度のダイレクトパスなどで魅せた。ヒールのフリックやスルーパスでチャンスを演出し、鋭いボレーのミドルでGKを強襲。PKの一番手でもまったく動じずに沈めた。
DF
2 ダニエル・カルバハル 5.5(70分IN)
交代直後にボールを失って試合にうまく入れず、その後もプレッシャーを受けて、雑なプレーが散見され、守備でも粘り強さが足りなかった印象。延長早々に迎えた決定機は仕留めたかった。
FW
17 イアゴ・アスパス 5.5(80分IN)
ジエゴ・コスタとは異なる攻め手を生み、タイミングよく動いてパスを引き出した。縦に深い動きでイスコのパスを受け、カルバハルの決定機を演出することもあったが、PK戦ではアウェーの雰囲気とGKの動きに惑わされたか。
9 ロドリゴ 5.5(104分IN)
延長に入って4人目の交代選手に。右サイドでパスを受ける際にDFとうまく入れ替わり、またぎを交えた仕掛けから鋭いシュートを放ったが、GKのファインセーブに阻まれた。
[監督]
フェルナンド・イエロ 5.5
開幕2日前に解任されたジュレン・ロペテギの後を継いだ指揮官は、その価値を問われていたが、本当の勝負の機会に結果で示すことは叶わなかった。柔和な表情を持つ選手の良き理解者ではあったが、みずからの采配で結果を手繰り寄せる勝負師の顔は持っていなかったか。コーチングエリアで選手を鼓舞しつづけたが、最後まで相手の堅守を崩すことはできなかった。もっとも、指導経験が浅く、自分が選んだわけではないスカッドを託されていたことは考慮されるべきだ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●井川洋一