「ここで緊張の糸を切らさないように」
なんと柴崎自身はパフォーマンスに関して、「全く余裕がない」とあまりにも正直な告白。それでも背番号7から繰り出される縦パスがスイッチとなって、日本のバリエーション豊かなアタックを生み出していることは確かだろう。コロンビア戦の後半を境に、ゴールにつながらないまでも、柴崎を起点に攻撃がテンポアップし、そのままフィニッシュまでつながるシーンはどんどん増えてきている。
大会前は確固たるレギュラーが固定されていなかったボランチだったが、ワールドカップ直前のパラグアイ戦からの継続したハイパフォーマンスが、西野監督の信頼をがっちりと掴んでいる。
大会前は確固たるレギュラーが固定されていなかったボランチだったが、ワールドカップ直前のパラグアイ戦からの継続したハイパフォーマンスが、西野監督の信頼をがっちりと掴んでいる。
「ここで緊張の糸を切らさないように、ここ1、2試合以上のパフォーマンスを、3試合目、あるいはその先にあれば、続けて良くしていきたい」という柴崎のプレーから、今後も目が離せそうにない。