「覚悟がなければこの場所にはいません」
ロシア・ワールドカップでの川島永嗣のパフォーマンスは、はっきり言って良くない。コロンビアとの初戦でファン・フェルナンド・キンテーロにFKを簡単に決められ、続くセネガル戦ではユースフ・サバリのシュートをゴール正面にパンチングしてしまうというミスを犯した。
サバリのシュートへの対応については「キャッチできたはず」との批判もあったが、記者自身も「なぜ正面にパンチングしたのか?」と疑問を呈した。「立ち上がりのところで自分のミスから失点してしまって、かなりゲームを難しくしてしまったかなと」と川島がコメントしたので、確認の意味で訊いてみた。「そのミスとはあのパンチングのこと?」と。すると、彼は「そうですね」と即答し、こう続けた。
「自分が想像したようなプレーではなかった」
サバリのシュートへの対応については「キャッチできたはず」との批判もあったが、記者自身も「なぜ正面にパンチングしたのか?」と疑問を呈した。「立ち上がりのところで自分のミスから失点してしまって、かなりゲームを難しくしてしまったかなと」と川島がコメントしたので、確認の意味で訊いてみた。「そのミスとはあのパンチングのこと?」と。すると、彼は「そうですね」と即答し、こう続けた。
「自分が想像したようなプレーではなかった」
このミスに対しては、世界のサッカーファンもツイッター上で「あれがワールドカップの正ゴールキーパー?」「カワシマが弾いて、マネの膝に当たってゴール。まるでコメディーだ」「あれは100%キャッチすべきボールだった」「衝撃的に酷い」と批判的に捉えていた。
そうした状況下でポーランド戦の前日会見に臨んだ川島永嗣はある“覚悟”を示した。
「日本代表選手としてプレーするなかで、批判をされるということに対して覚悟がなければこの場所にはいません。ただ、選手としてやはり前の試合より、次の試合で何ができるかということが大切だと思っていますし、前の試合に関してはチームメイトに助けられています。だから、今度は自分が助けられるように、いいパフォーマンスをしたい」
川島よ、ならば自らの“手”で批判の嵐を弾き返せ‼ ポーランド戦で求められるのは、少なくともクリーンシート(完封試合)だ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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そうした状況下でポーランド戦の前日会見に臨んだ川島永嗣はある“覚悟”を示した。
「日本代表選手としてプレーするなかで、批判をされるということに対して覚悟がなければこの場所にはいません。ただ、選手としてやはり前の試合より、次の試合で何ができるかということが大切だと思っていますし、前の試合に関してはチームメイトに助けられています。だから、今度は自分が助けられるように、いいパフォーマンスをしたい」
川島よ、ならば自らの“手”で批判の嵐を弾き返せ‼ ポーランド戦で求められるのは、少なくともクリーンシート(完封試合)だ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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