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【アルゼンチン0-3クロアチア|採点&寸評】すべてにおいてメッシを凌駕したモドリッチが文句なしのMOMに!

カテゴリ:国際大会

内藤秀明・井川洋一

2018年06月22日

アルゼンチン――相手をどう攻略するかよりメッシをどう活かすか。

サンパオリ監督は相手の攻略法ではなくメッシの活用法にこだわりすぎてしまったようだ。(C)Getty Images

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[FW]
10 リオネル・メッシ 5

後ろからのボールの供給が少なくフラストレーションが溜まるのはわかるが、にしてもポジションを下げ過ぎた。守備を免除してもらっているにもかかわらず、決定機もほぼ作れなかった。

13 マクシミリアーノ・メサ 5.5
アクーニャとの連携で右サイドを崩すこともあったが、結果を残すことはできず。2失点目の場面では、無理に仕掛けて悪いボールの奪われ方をしてしまい、失点のきっかけを作ってしまった。

19 セルヒロ・アグエロ 6(54分OUT)
プレミアリーグでの彼と比較すると、どこか身体は重そうでシュートもベストなコースに飛ばない。物足りなさは多少感じたが、スルーパスを引き出し、独力でシュートまで持ち込むなど、何度からしさは見せた。
 
[交代出場]
FW
9 ゴンサロ・イグアイン 5.5(54分IN)

アグエロに代わって入り、枠内シュートを1本放ったが、得点の匂いを感じることはほとんどなかった。とはいえ、どのようにして点をとるのかが不透明なままのカオスな状況で放り込まれたのだから、良さを発揮できないのは当然かもしれない。

22 クリスティアン・パボン 5.5(54分IN)
クロスを1本も通せず、ドリブル突破も二度阻止された。途中出場でプレー時間も短く、違いを作ることはできなかった。

21 パウロ・ディバラ 5.5(68分IN)
なんとなく右ウイングバックの位置に入ったが、攻撃では違いを作れず、当然のように守備もほとんどしない。2失点目の場面では、ディバラが戻らなかった右サイドのスペースを埋めるためにマスチェラーノが引っ張り出されたことが失点の原因だったことを考えると、このFWにも敗戦の責任はある。もちろん、かわいそうな使われ方だったという同情の気持ちも多少はあるが。

[監督]
ホルヘ・サンパオリ 4.5

対戦相手の存在を認知しているのだろうか。アイスランド戦の前には前日会見でスタメンを発表するという衝撃の行動をとり、このクロアチア戦でも相手のシステムを考慮に入れず、メッシをどう生かすかという部分にとらわれ過ぎた。結果、不慣れなシステムでウイークポイントを突かれまくる。挙句の果てに、FWの枚数を増やすだけの前線強化という、リスクは増えるがメリットはそう大きくない采配で大量失点の原因を作った。GKカバジェロのミスも目立ったが、サンパオリの拙い采配はなお目についた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●内藤秀明
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