日本が後半に定めたポイントは、”キンテーロのサイド”だった
対するコロンビアは、ペケルマン監督が徐々に動きながら流れを引き戻そうと苦心していました。まず、ハメス・ロドリゲスに代わって起用したキンテーロをボランチに下げて様子を見ていましたが、香川選手の崩しから乾選手がフリーでシュートを打つ場面などを見て、サイドより中央からの攻撃に脅威を感じたのでしょう。クアドラードを下げて、ボランチに守備ができる選手を入れました。そして、キンテーロを右サイドに出し、少しだけ攻め残りさせてカウンターの起点にさせようという意図が見えました。
日本は、ビルドアップの形までは見えましたが、ここまでフリーで持ち運べる展開は準備していなかったのか、その先は再現性のある動きはあまり見られませんでした。それにより、前半は数的優位を生かせない展開に終始してしまいました。
そんななか、前半に追いつかれてしまいましたが、結果論で言うと、前半に追いつかれたのが日本にとって後半を戦いやすくしてくれたと思います。ハーフタイムに後半のバランスの置き方、攻めのポイントの作り方を整理することができたので、1-0のまま後半を迎えて追いつかれて慌ててしまうよりも良かったと言えました。
日本は、ビルドアップの形までは見えましたが、ここまでフリーで持ち運べる展開は準備していなかったのか、その先は再現性のある動きはあまり見られませんでした。それにより、前半は数的優位を生かせない展開に終始してしまいました。
そんななか、前半に追いつかれてしまいましたが、結果論で言うと、前半に追いつかれたのが日本にとって後半を戦いやすくしてくれたと思います。ハーフタイムに後半のバランスの置き方、攻めのポイントの作り方を整理することができたので、1-0のまま後半を迎えて追いつかれて慌ててしまうよりも良かったと言えました。
日本が後半に定めたポイントは、”キンテーロのサイド”でした。日本の左サイドです。後半に入り、香川選手が頻繁に左サイドに顔を出して、乾選手と絡もうとするシーンが多く見えました。そこに長友選手、時には大迫選手まで絡んで、常に数的優位で崩しにいくことができました。
これに対し、ペケルマン監督はハメス・ロドリゲスをキンテーロに代え、日本に脅威を与えながら、日本の左サイドの崩しにブレーキをかけようとしていたのだと思います。しかし、ハメスのコンディションが思った以上に悪く、逆効果となってしまいました。
それを見て、選手交代をしてハメスを逆サイドに移しましたが、同じタイミングで日本も香川選手を本田選手に変えたので、起点が逆サイドになり、また数的優位のまま、今度は右サイドを崩しにいくことができました。
これに対し、ペケルマン監督はハメス・ロドリゲスをキンテーロに代え、日本に脅威を与えながら、日本の左サイドの崩しにブレーキをかけようとしていたのだと思います。しかし、ハメスのコンディションが思った以上に悪く、逆効果となってしまいました。
それを見て、選手交代をしてハメスを逆サイドに移しましたが、同じタイミングで日本も香川選手を本田選手に変えたので、起点が逆サイドになり、また数的優位のまま、今度は右サイドを崩しにいくことができました。