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【日本代表|ガーナ戦分析】崩されなくても2失点…W杯までに修正すべき守備のポイントは?

カテゴリ:日本代表

清水英斗

2018年05月31日

運はガーナに味方したが、それを持ち出しても仕方がない

本田は「あれ、当たっても入るんですよ」と34分の決定機を振り返った。(C)SOCCER DIGEST

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 GKにとっては身体に当てても吸い込まれやすい、雨という難局。そこで日本は失点し、ガーナは防いだ。それはアンラッキーな面もあるが、若手中心でコンディションがぼろぼろの対戦相手に、運云々を持ち出しても仕方がない。やるべき課題は山積みだが、セットプレーの修正は必須。本番までに片付けられるだろうか。
 
 そして、51分の2失点目だ。相手ゴールキックからのシンプルな形だった。ある意味、全部セットプレーでやられている。
 
 ロングキックをヘディングで流された後、エマニュエル・ボアテングがスペースへ飛び出し、フランク・アチェアンポングから浮き球のパスが出た。ここで長谷部誠は、ボアテングに対して身体を入れ、ボールの対応を他の選手に任せようとした。そこへGK川島が、遅れて飛び出したが、先にボアテングに頭で触られ、そのまま引っ掛けてPKを取られている。
 
 川島は次のように振り返った。
 
「ぎりぎりのペナのラインのところだったので、今日は基本的に裏(のスペースカバー)を狙うつもりでしたけど、ただ、自分の判断はあまり良くなかった。もちろん、狙いながら、出ないところは自分が我慢しなければいけない。たぶん、あのまま(早く)行っていても、相手が触っていたと思う。相手が触るんだったら、自分は待ってなきゃいけない。そういうところの感覚は、自分がもっと引き締めてやっていかなければいけないと思います。
 
 ラインを高く保っている部分はあるので、裏を狙われるところは出てくると思うけど、そこは連動してやらなければいけないし、GKとしては出てきたシーンの中でしっかり対応しなければいけない。しっかり今日の部分を教訓にしてつなげなければいけないとは思います」
 
 川島は間に合わないタイミングで、遅れて飛び出した。間に合わないのなら、滑り込まずに我慢して、相手のアクションに対応できる構えを取らなければならない。
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