新たなチャレンジやトライに伴う“ひずみ”もあった
ガーナ戦は、4月上旬に就任した西野朗監督の初陣である。前政権からシステムやキャスティングが、程度の差こそあれ変わっていくなかで、新たなチャレンジやトライに伴う“ひずみ”もあった。
最終ラインから吉田が見た、攻めあぐねた日本の攻撃とは?
「攻め方の問題がやっぱり……何人かはまだ、ハリルホジッチ監督のやり方で、裏に裏にという動き出しをしていて、でも出し手はもうちょっとこう、こねて、相手を引き出して、(パスを)出したいっていう。それが噛み合っていない部分もあったと思う。そこをどういうふうに攻めるのかを、全員で共通意識を持たないといけない」
残された時間は決して多くはない。だからといって、日本がロシアの地で躍進する可能性はゼロではない。
最終ラインから吉田が見た、攻めあぐねた日本の攻撃とは?
「攻め方の問題がやっぱり……何人かはまだ、ハリルホジッチ監督のやり方で、裏に裏にという動き出しをしていて、でも出し手はもうちょっとこう、こねて、相手を引き出して、(パスを)出したいっていう。それが噛み合っていない部分もあったと思う。そこをどういうふうに攻めるのかを、全員で共通意識を持たないといけない」
残された時間は決して多くはない。だからといって、日本がロシアの地で躍進する可能性はゼロではない。
試合後にはスタンドからブーイングが鳴り響いた。もちろん、それは吉田の耳にも届いている。不甲斐ない戦いぶりだったのは、ピッチに立って戦った選手たちが一番、痛感しているはずだ。もっとも、勝つために次に何をすべきかが炙り出されたと考えれば、意味のある完封負けだったとも言える。
この敗戦を無駄にしないためにも、ディスカッションをさらに重ねて、チームがひとつの方向を向き、本大会では迷いなく戦うことを期待したい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
この敗戦を無駄にしないためにも、ディスカッションをさらに重ねて、チームがひとつの方向を向き、本大会では迷いなく戦うことを期待したい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)