【日本代表】生き残る23人、外れる3人は? 3バックシステムでの人材配置から大胆予想

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年05月27日

仮に岡崎をエントリーすると、あのアタッカーの落選も?

25日の練習で試した3-4-2-1システムで、人数的バランスを加味して考えると、生き残る23人は?

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 3-4-2-1システムのシャドーでテストされていたのが、本田、宇佐美、香川、浅野の4人。人数的なバランスならこの4人で悪くないが、とはいえ不確定要素がひとつある。それは乾のコンデションだ。5月24日から代表合宿に参加しているものの、26日まで別メニュー。ボールを用いた練習には当然ながら参加していない。
 
 30日のガーナ戦まで残り数日ということもあり、その親善試合まで乾が全快するのは難しいだろう。ただ、本番は6月のワールドカップで、初戦のコロンビア戦(6月19日)までなら3週間以上ある。そこを西野監督がどう判断するか、乾の落選か、それとも前述した4選手の誰かが外れるのか。
 
 同じくCFも、コンディションがまだ万全ではない岡崎次第なところがある。現時点では大迫、武藤という序列になりそうだが、岡崎は西野監督から「代えが利かない」と太鼓判を押されている選手なのだ。コンディションはさて置き、外される可能性のほうが低いかもしれない。
 
 では、外れる3人は誰なのか。3-4-2-1システムをベースにあくまで人数的なバランスで考えると、ボランチで5番手の三竿、現時点でシャドーの5番手の乾、FWで3番手の岡崎と見る。乾と岡崎の状態は思った以上に良くないのではないか、という勝手な推測での見解だ。
 
 となると、本大会にエントリーされる23人は以下の通り。
 
GKは川島、東口、中村。CBは長谷部、吉田、槙野、遠藤、昌子、植田。ボランチは山口、柴崎、大島、井手口。ウイングバックは原口、酒井宏、長友、酒井高。シャドーは本田、宇佐美、香川、浅野。CFが大迫、武藤。GKを除くポジションはすべて2人ずつという配置になる。
 
 仮に岡崎をエントリーすると、落選は武藤の可能性もありそうだ。岡崎と武藤の両方を残すなら、外れるのは井手口だろうか。井手口が落選しそうな理由は先にも触れたとおり、ユーティリティ性に優れた長谷部、遠藤の存在にある。
 
 戦術が確立されていない以上、重視すべきはコンディションだ。乾も岡崎も素晴らしい選手ということに異論はないが、プレーできてこそワールドカップに行く資格があるのではないか。もちろんメンバーを決めるのは西野監督であり、そんな主張をしたところで意味がないのは分かっているが、それでも……。
 
 乾や岡崎を仮にワールドカップに連れて行って、結果的にコンディションが整わなかったでは済まされない。「間に合うだろう」というような希望的観測は、23人を決めるうえで捨ててほしい。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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