ドイツ誌『Kicker』はその西野監督が先ごろドルトムントの練習場を訪問し、香川と対面したことを紹介。その際はまだチーム練習に復帰できておらず、代表監督の「練習だけでも見れると思ったが叶わなかった。彼のワールドカップへの想いの強さは感じたが少しギャップがあるように思う。彼は２月からプレーしていない」とのコメントを掲載している。
そのうえで、「カガワは離脱するまで18試合で５得点・３アシストをマークする奮迅の働きを見せていた。圧倒的な技巧を持つアタッカーは、あの感覚でプレーさえすればなんの問題もないはずだが、そう簡単には行かないだろうか。ホッフェンハイム戦は彼にとって単なるひとつの試合ではない。キャリアにおける大きな試練となるだろう」と、エールに近い一文で締めた。
はたしてペーター・シュテーガー監督は重要なファイナルマッチで、万全のコンディションに至っていない香川に出場機会を与えるのか。まるで予測できない情勢だ。
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