アルベルティーニ氏は「意識改革が必要」
ユース時代にバロテッリを代表で指導した経験を持つピエルルイジ・カジラギも、バロテッリのパーソナリティーが「いまの代表に貴重となるかも」とコメント。現在のアッズーリにない力をもたらせるとの見解を示した。
「(指導していて)驚いたのが、フィジカルの使い方やキックの能力だ。(W杯出場権を逃した)スウェーデン戦のように、守備を固める相手との対戦で我々に欠けていたものだよ。これまではゴールを量産していないが、ニースではコンスタントに決めるようになった」
一方で、デメトリオ・アルベルティーニは「素晴らしい選手」とバロテッリを評価しつつ、サッカーに対する全般的な意識改革が必要だと述べた。
「問題は監督ではなく、本人の姿勢、コンスタントにプレーしたいという意欲があるかどうかだと思う。技術面のクオリティーについては、だれも疑っていない。だが、これまでの監督は、ボールを持っているときよりも持っていないときのほうがずっと大事だと繰り返していた。同じことを言われたときに、彼がどう動くか。激しくボールを取り戻しにいけるかどうか、そこだろうね」
ただ、インテル時代の兄貴分であるマルコ・マテラッツィは、活躍できるかどうかの鍵を握るのは、やはり指揮官になるとの考えだ。ピッチでのパフォーマンスは代表復帰に「ふさわしい」と言い切るマテラッツィは、マンチーニに「アドバンテージ」があると話している。
「マンチーニはバロテッリの“操り方”や、どのように信頼すればいいかを知っている。これはマリオのような選手にとって些細なことじゃない。走って、プレッシャーをかけ、最初のDFにもなれれば、彼はとんでもない選手になれる。その他の能力はすでに備わっているのだからね」
アッズーリOBだけでなく、国民の間でもバロテッリを代表に呼び戻すことには賛否両論があるだろう。“悪童”の代表復帰が実現した場合、イタリアのファンはどのように受け止めるのだろうか。
「問題は監督ではなく、本人の姿勢、コンスタントにプレーしたいという意欲があるかどうかだと思う。技術面のクオリティーについては、だれも疑っていない。だが、これまでの監督は、ボールを持っているときよりも持っていないときのほうがずっと大事だと繰り返していた。同じことを言われたときに、彼がどう動くか。激しくボールを取り戻しにいけるかどうか、そこだろうね」
ただ、インテル時代の兄貴分であるマルコ・マテラッツィは、活躍できるかどうかの鍵を握るのは、やはり指揮官になるとの考えだ。ピッチでのパフォーマンスは代表復帰に「ふさわしい」と言い切るマテラッツィは、マンチーニに「アドバンテージ」があると話している。
「マンチーニはバロテッリの“操り方”や、どのように信頼すればいいかを知っている。これはマリオのような選手にとって些細なことじゃない。走って、プレッシャーをかけ、最初のDFにもなれれば、彼はとんでもない選手になれる。その他の能力はすでに備わっているのだからね」
アッズーリOBだけでなく、国民の間でもバロテッリを代表に呼び戻すことには賛否両論があるだろう。“悪童”の代表復帰が実現した場合、イタリアのファンはどのように受け止めるのだろうか。