今季の高体連組で一番乗り!来季プロ内定の興國高DF、起海斗とは何者なのか

カテゴリ:Jリーグ

川端暁彦

2018年05月08日

「若い選手を育てるクラブになる」山口で化ける可能性は十分!

5月のタイミングで起の獲得を決断した山口。霜田監督は技術だけではなく、メンタリティーも高く評価している。写真:川端暁彦

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「Jクラブに練習参加して変わる選手は結構いるんですけれど、起は一番変わったかもしれない。これまではむしろ手のかかる選手だったんですけれど、今はもう目の色が違う。これまでは『左サイドバックなんだから左足だけでええやろ』という感じだったのが、『右足もやらなあかん』とめっちゃ練習するようになりましたよ」(内野監督)
 
 にわか仕込みながら“右足練習”の成果も出て、6日に行なわれたインターハイの大阪府予選・大商学園戦ではカットインからの右足シュートも決めてみせた。
 
「山口に行ってみて、逆足のところは絶対に必要だと思った。低い位置からビビらず運べるところと攻撃の最後の突破の部分は自信があるので、逆足のところと守備の集中力を切らさない部分をもっと良くしていきたい」(起)
 
 霜田監督の下、「若い選手を育てるクラブになる」という意欲に燃える山口。成長欲に充ち満ちた高校生の加入内定は、来季以降に向けて楽しみな要素と言えそうだ。

取材・文●川端暁彦(フリーライター)
 
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