一方、ケルンの地元紙『Kolner Stadt-Anzeiger』はフンケル監督のインプレッションを紹介している。こちらはメディアへのリップサービスもあってか、かなりポジティブな見解だ。指揮官は2014年１月に鹿島アントラーズから1860ミュンヘンに入団した23歳の大迫を、解任される同４月まで指導した。
「もしユウヤが来たなら、キッスで出迎えよう。彼が規格外の選手で、ミュンヘンではその適応力とプロとしての心構えが素晴らしかった。日本人選手は誰しも規律をしっかり遵守する。ユウヤもまたそんな選手だった」
加えて同紙は「オオサコの自宅はデュッセルドルフにあり、ハノーファーやブレーメンがあるドイツ北部に移り住むよりは、日本人コミュニティーが確立されている現在の住まいのほうが喜ばしいだろう」と記しつつ、「それでもフォルトゥナが彼を獲得するためには財政面での疑問符が付く」と結論付けている。
原口の周辺もかなり騒がしくなってきた
はたして来シーズン、ブンデスリーガ１部の舞台で、日本人３選手が同じチームでスタメン揃い踏みを飾れるのか。そのシナリオが現実のものとなるまでには、いくつかのハードルがある。
どうやら宇佐美のアウクスブルクからの買い取りはスムーズに行きそうだが、原口の今後の展開は読めない。レンタル元のヘルタ・ベルリンは考えを明確にしておらず、シーズン前半に原口を冷遇したパル・ダルダイ監督が地元紙に「夏に戻ってくるならゲンキを歓迎するよ」と語り、『Kicker』誌が「ハラグチはデュッセルドルフに残りたくはないようだ」と報じるなど、情報が錯そうしている。
いずれにせよ大迫だけでなく、原口の周辺もかなり騒がしくなってきた。
どうやら宇佐美のアウクスブルクからの買い取りはスムーズに行きそうだが、原口の今後の展開は読めない。レンタル元のヘルタ・ベルリンは考えを明確にしておらず、シーズン前半に原口を冷遇したパル・ダルダイ監督が地元紙に「夏に戻ってくるならゲンキを歓迎するよ」と語り、『Kicker』誌が「ハラグチはデュッセルドルフに残りたくはないようだ」と報じるなど、情報が錯そうしている。
いずれにせよ大迫だけでなく、原口の周辺もかなり騒がしくなってきた。
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