あの悪夢から1年…ドルトムント香川真司が恐怖体験を振り返る「眠れない日々が続いた」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年04月26日

被告は「誰も殺すつもりはなかった」と弁明

証言台で問いかけに答えるドルトムントGKビュルキ(手前)。最奥にはセルゲイ被告(右から2人目)の姿が見える。香川も同じシチュエーションでコメントを発した。(C)Getty Images

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 目に涙を浮かべて罪の重さを訴えたのが、ポルトガル代表DFのラファエウ・ゲレイロだ。「あの事件について語ることさえ苦しい。爆発があった時のあの恐怖が忘れられないし、みんなパニックに陥ってなにが起こったのかも分からなかった。誰もがショックを受けていたよ」とうなだれた。
 
 ロシア系のセルゲイ・W被告は1月の法廷で、容疑を認めたうえで「誰も殺すつもりはなかった。陰謀に見せかけたかっただけだ。爆弾自体も殺傷能力がない程度に設計していた」と弁明した。審理はまもなく終了し、近々判決が言い渡される予定だ。
 
 気になるのは、足首の負傷から復帰し、すでにチーム練習に合流している香川の状態だ。いくつかの国内メディアは、日曜日のヴェルダー・ブレーメン戦でメンバー入りするのではないかと見ている。いずれにせよ、背番号23の雄姿を拝める日は近いだろう。
 
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