池田コーチが語る“居残り練習”をする選手の心理とは?
「ただ僕はボールを出しているだけ」と言う池田コーチだが、その居残り練習にはルールがある。それは、こちらから絶対に声をかけないこと。
「理由はケガをするから。コンディションが悪いのにやっても仕方がない」と自主性を重んじる。
取材をした今月16日(月)の練習後、「ノブさん、いいですか?」とルーキーDF荻原拓也が声をかけた。俊足ドリブラーの荻原。相手をどう抜き去るか、指導を受けた。池田コーチが「身体の軸がずれている」と指摘しながら実演。見様見真似でドリブルを繰り返す荻原に「グッド!! いいね。そう、その感じ」と手を叩き、褒めた。
20分ほどだろうか、指導を終えた池田コーチはピッチを見つめ、こう言った。
「オギ(荻原)もそうだけど、居残り練習をやる時は技術もそうだけど、メンタルが少しやられている時。居残り練習は自分の居場所を探している時なんですよ」
「理由はケガをするから。コンディションが悪いのにやっても仕方がない」と自主性を重んじる。
取材をした今月16日(月)の練習後、「ノブさん、いいですか?」とルーキーDF荻原拓也が声をかけた。俊足ドリブラーの荻原。相手をどう抜き去るか、指導を受けた。池田コーチが「身体の軸がずれている」と指摘しながら実演。見様見真似でドリブルを繰り返す荻原に「グッド!! いいね。そう、その感じ」と手を叩き、褒めた。
20分ほどだろうか、指導を終えた池田コーチはピッチを見つめ、こう言った。
「オギ(荻原)もそうだけど、居残り練習をやる時は技術もそうだけど、メンタルが少しやられている時。居残り練習は自分の居場所を探している時なんですよ」
居残り練習は自分の居場所を探している時――その居場所が見つかった時、初めて報われる。
ところで池田コーチは現役時代、居残り練習をしていたのだろうか?
「たまに足りないところをやっていたけど、練習が終わって、僕はすぐテレビを見ていました(笑)」
居残り練習は裏切らない。そのことを誰よりも池田伸康コーチは知っている。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
ところで池田コーチは現役時代、居残り練習をしていたのだろうか?
「たまに足りないところをやっていたけど、練習が終わって、僕はすぐテレビを見ていました(笑)」
居残り練習は裏切らない。そのことを誰よりも池田伸康コーチは知っている。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)