【ブンデス日本人の現地評】誰も結果を残せなかった週末だが…長谷部、原口は及第点以上

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年04月04日

宇佐美は「前半は目立たず、危険なミスを犯した」

決定的なシュートはポストにはね返されたが、90分間走り回り、守備にも貢献し、フィジカル勝負でも相手に引けをとらなかった原口。代表戦明けの初戦で、これまでとはまたひと味違う“逞しさ”を披露した。 (C) Getty Images

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 また伊藤達哉は、59分から途中交代でプレー。『ビルト』は3点と及第点を与えたが、『キッカー』の採点は4点。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』は3.5点を付け、「幾つか良いプレーがあった。最初は良かったが、最後まで続かなかった」と記した。
 
 一方、地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』は、「この小さな日本人は、ドリブルができる。残りは来シーズン、“2部リーグ”で学ばなければならない」と、チームへの皮肉をまじえながら総合力の欠如を指摘している。
 
 最後に、2部リーグでは第28節で首位デュッセルドルフが17位のダルムシュタットに0-1で敗れた。
 
 原口元気と宇佐美貴史は、左右の攻撃的MFとして先発し、前者はフル出場、後者は74分で途中交代となった。
 
 チーム最多となる5本のシュートを放った原口に対し、『ビルト』はチーム最高点となる2点を与え、『キッカー』は及第点の3点を付けている。
 
 地元紙『ライニッシェ・ポスト』は3点を与え、「この素早い日本人は、前半、後方でたくさん働かなければならなかったが、それを上手くやった。前では常に危険を放ち、相手DFに挑み続けたが、結果を残すことはできなかった」と記した。
 
 一方、宇佐美に対する採点は、『ビルト』『キッカー』ともに4点。地元紙『ライニッシェ・ポスト』も同じく4点を付け、「アウクスブルクからのレンタル選手は、前半はほとんど目立たなかった。それどころか、中盤やDFラインで危険なミスを犯した」と厳しかった。
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