スタートダッシュには失敗。ここから巻き返せるか

開幕から7試合目のホーム大宮戦で、ようやく今季初勝利を掴む。「今の我々にとっては、どんな形であれ勝つことが大事」と、ひとつの壁を乗り越えることができた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
何よりも、反町監督自身が個々の選手たちの成長を楽しみにしている。
「彼らが勝利に向かって、ひたむきに練習していて、それが成果となった表われた時の喜びは、何事にも代えられない。その成果が、例えば代表入りもそうだけど、1試合に限定されていても、あるいはたった10分間でもいい。
ある選手を居残りで練習させて、そこで完璧なディフェンスができたとする。その時の喜びはひとしおだよ。そうやって成長していくわけだから」
頑張っている選手がドロップアウトしていく姿は見たくない。「でも、最後は本人次第だから」と厳しさを示しつつも、「一生懸命なやつを、俺は見捨てないよ」と強調する。
「彼らが勝利に向かって、ひたむきに練習していて、それが成果となった表われた時の喜びは、何事にも代えられない。その成果が、例えば代表入りもそうだけど、1試合に限定されていても、あるいはたった10分間でもいい。
ある選手を居残りで練習させて、そこで完璧なディフェンスができたとする。その時の喜びはひとしおだよ。そうやって成長していくわけだから」
頑張っている選手がドロップアウトしていく姿は見たくない。「でも、最後は本人次第だから」と厳しさを示しつつも、「一生懸命なやつを、俺は見捨てないよ」と強調する。
そうした指導の下で鍛えられている松本は、たしかにスタートダッシュには失敗したが、まだまだ巻き返しへの時間は残されている。今季のチームの見どころについて、反町監督は次のように語っている。
「俺自身が、試合を見ていてワクワクしているんだ。選手たちが生き生きとしていて、“もっとこんなことができるんじゃないか、うわ、したよ!!”とか、驚きがたくさんある。
選手たちには、小さくまとまってほしくないし、ポテンシャルを広げさせたい。躍動感あるプレーにもこだわって、そのための素地となる体力や走力もつけないと。
とにかく、ワクワク感という言い方になるけど、そこは楽しみにしてスタジアムに来ていただきたい」
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
「俺自身が、試合を見ていてワクワクしているんだ。選手たちが生き生きとしていて、“もっとこんなことができるんじゃないか、うわ、したよ!!”とか、驚きがたくさんある。
選手たちには、小さくまとまってほしくないし、ポテンシャルを広げさせたい。躍動感あるプレーにもこだわって、そのための素地となる体力や走力もつけないと。
とにかく、ワクワク感という言い方になるけど、そこは楽しみにしてスタジアムに来ていただきたい」
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)