新天地でも待ち受ける熾烈な定位置争い
大黒との再会について二川は、恥ずかしそうに「同じチームでまた一緒にプレーできるのは嬉しいです」とだけ答えた。だが、栃木ですんなり試合に出れるわけではない。熾烈な中盤の定位置争いに身を投じる。
就任3年目の横山雄次政権下で、J3から上がってきた今季のチームは3-4-2-1、あるいは3-4-1-2、4-4-2システムを採用。二川は2列目とボランチでの出場を視野に入れるが、前者は西谷和希、牛之濵拓が陣取り、後者はヘニキと岡﨑建哉が好調で、まずは控えからのスタートが濃厚だ。中盤のユーティリティーである新加入・寺田紳一が負傷離脱しており、チャンスは確実に訪れるだろう。ちなみに寺田と岡﨑もガンバユースの出身者である。
開幕6試合が2勝1分け3敗で、現在15位に付ける昇格組・栃木。はたして二川が、先発出場を続ける大黒と同じピッチに立つ日はいつか。破壊的なホットラインは復活するのか。2018年、本拠地・栃木県グリーンスタジアムの新たなエンターテインメントとなるかもしれない。
就任3年目の横山雄次政権下で、J3から上がってきた今季のチームは3-4-2-1、あるいは3-4-1-2、4-4-2システムを採用。二川は2列目とボランチでの出場を視野に入れるが、前者は西谷和希、牛之濵拓が陣取り、後者はヘニキと岡﨑建哉が好調で、まずは控えからのスタートが濃厚だ。中盤のユーティリティーである新加入・寺田紳一が負傷離脱しており、チャンスは確実に訪れるだろう。ちなみに寺田と岡﨑もガンバユースの出身者である。
開幕6試合が2勝1分け3敗で、現在15位に付ける昇格組・栃木。はたして二川が、先発出場を続ける大黒と同じピッチに立つ日はいつか。破壊的なホットラインは復活するのか。2018年、本拠地・栃木県グリーンスタジアムの新たなエンターテインメントとなるかもしれない。
なお二川はヴェルディ・ファンに向けて、公式ホームページ上でこんなメッセージを寄せている。
「初めての移籍で不安だったのですが、チームメイト、スタッフ、ファン・サポーターのみなさまに温かく迎えられて、すんなり溶け込むことができました。本当に感謝しています。 試合でなかなかチームに貢献することができず、心残りなこともありますが、次のチームでまたしっかり頑張りたいと思います。応援ありがとうございました」
3月30日までは、ヴェルディのトレーニングに参加するという。
文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
「初めての移籍で不安だったのですが、チームメイト、スタッフ、ファン・サポーターのみなさまに温かく迎えられて、すんなり溶け込むことができました。本当に感謝しています。 試合でなかなかチームに貢献することができず、心残りなこともありますが、次のチームでまたしっかり頑張りたいと思います。応援ありがとうございました」
3月30日までは、ヴェルディのトレーニングに参加するという。
文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)