• トップ
  • ニュース一覧
  • 【日本代表】ポジション別検証/DF&GK編/酒井高もドタバタで受難のSB。酒井宏にも“看過できない懸念”が…

【日本代表】ポジション別検証/DF&GK編/酒井高もドタバタで受難のSB。酒井宏にも“看過できない懸念”が…

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年03月29日

槙野はここから調子を落とさなければ…

CBの槙野は今遠征で評価を高めたひとりだろう。ウクライナ戦では1対1の競り合いに持ち込めれば互角に渡り合っていた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 CBでもっとも評価を高めたのは槙野だろう。2試合とも失点しており吉田麻也(怪我で未招集)の穴を完全に埋めたとは言えないが、ウクライナ戦では柴崎岳のFKをヘッドで合わせて同点弾と昨年11月のブラジル戦に続いて貴重なゴールを決めている。守備に目を移しても1対1の競り合いでは互角に渡り合っていた。ここから調子を落とさなければワールドカップ行きはほぼ間違いないだろう。
 
 そのウクライナ戦で槙野のパートナーを務めた植田直通は、ポーカーフェイスながらも闘争心を醸し出すスタンスが頼もしく映った。ただ、相手のスピードに翻ろうされるシーンが何度かあり、安定感はまだまだ。もちろん代表戦で本職のCBを任されたのは今回が初めてであり(E-1選手権では右サイドバックを担当)、むしろこれからが楽しみな人材である。
 
 植田と同じ鹿島に在籍する昌子源はマリ戦で上手く組み立てに関与できなかった。サイドチェンジなどロングボールを求められた時間帯でも局面を前に動かすアクションは少なかった。

 ただ、そんな昌子以上にアピールできなかったのが、2試合とも出番を与えられなかった森重真人。1年ぶりの代表復帰で本人も気合いが入っていたはずだが……。この悔しさをFC東京での試合にぶつけてもらいたい。
 
 GKでは、マリ戦で好セーブがあった中村航輔が2番手の座を確保した印象。底知れぬポテンシャルを秘めており、ひょっとすると川島永嗣からスタメン奪取も、とそんな期待感もある。正GKの川島がウクライナ戦でそこまで良い出来ではなかっただけに、チャンスはあるだろう。

 現時点で3番手の東口順昭はワールドカップに向けて決して安泰ではない。浦和の西川周作などライバルの存在を考えると、気が抜けない。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

【PHOTO】日本1-2ウクライナ|槙野の同点ヘッドは実らず。欧州遠征は1分1敗

【PHOTO】リエージュの美食を紹介。随時更新中!

【PHOTO】リエージュでの生活をカメラマンが切り取る!
【関連記事】
【W杯はこの23人で戦え!!】香川、清武、乾、内田。組織がない以上タレントを重視すべき
【日本代表】ポジション別検証/MF編/長谷部と山口が通用しない時はどうする?
【日本代表】ポジション別検証/FW編/杉本はハリル戦術の犠牲者に。本田は今なお…
【ウクライナ戦|戦評】なぜ打たないんだ! 先発した3トップの総シュート数は驚愕の…
【ウクライナ戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後、釜本邦茂、採点&寸評、プレー分析、PHOTOギャラリー etc.

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ