槙野はここから調子を落とさなければ…
CBでもっとも評価を高めたのは槙野だろう。2試合とも失点しており吉田麻也(怪我で未招集)の穴を完全に埋めたとは言えないが、ウクライナ戦では柴崎岳のFKをヘッドで合わせて同点弾と昨年11月のブラジル戦に続いて貴重なゴールを決めている。守備に目を移しても1対1の競り合いでは互角に渡り合っていた。ここから調子を落とさなければワールドカップ行きはほぼ間違いないだろう。
そのウクライナ戦で槙野のパートナーを務めた植田直通は、ポーカーフェイスながらも闘争心を醸し出すスタンスが頼もしく映った。ただ、相手のスピードに翻ろうされるシーンが何度かあり、安定感はまだまだ。もちろん代表戦で本職のCBを任されたのは今回が初めてであり(E-1選手権では右サイドバックを担当)、むしろこれからが楽しみな人材である。
そのウクライナ戦で槙野のパートナーを務めた植田直通は、ポーカーフェイスながらも闘争心を醸し出すスタンスが頼もしく映った。ただ、相手のスピードに翻ろうされるシーンが何度かあり、安定感はまだまだ。もちろん代表戦で本職のCBを任されたのは今回が初めてであり(E-1選手権では右サイドバックを担当)、むしろこれからが楽しみな人材である。
植田と同じ鹿島に在籍する昌子源はマリ戦で上手く組み立てに関与できなかった。サイドチェンジなどロングボールを求められた時間帯でも局面を前に動かすアクションは少なかった。
ただ、そんな昌子以上にアピールできなかったのが、2試合とも出番を与えられなかった森重真人。1年ぶりの代表復帰で本人も気合いが入っていたはずだが……。この悔しさをFC東京での試合にぶつけてもらいたい。
GKでは、マリ戦で好セーブがあった中村航輔が2番手の座を確保した印象。底知れぬポテンシャルを秘めており、ひょっとすると川島永嗣からスタメン奪取も、とそんな期待感もある。正GKの川島がウクライナ戦でそこまで良い出来ではなかっただけに、チャンスはあるだろう。
現時点で3番手の東口順昭はワールドカップに向けて決して安泰ではない。浦和の西川周作などライバルの存在を考えると、気が抜けない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】日本1-2ウクライナ|槙野の同点ヘッドは実らず。欧州遠征は1分1敗
【PHOTO】リエージュの美食を紹介。随時更新中!
【PHOTO】リエージュでの生活をカメラマンが切り取る!
ただ、そんな昌子以上にアピールできなかったのが、2試合とも出番を与えられなかった森重真人。1年ぶりの代表復帰で本人も気合いが入っていたはずだが……。この悔しさをFC東京での試合にぶつけてもらいたい。
GKでは、マリ戦で好セーブがあった中村航輔が2番手の座を確保した印象。底知れぬポテンシャルを秘めており、ひょっとすると川島永嗣からスタメン奪取も、とそんな期待感もある。正GKの川島がウクライナ戦でそこまで良い出来ではなかっただけに、チャンスはあるだろう。
現時点で3番手の東口順昭はワールドカップに向けて決して安泰ではない。浦和の西川周作などライバルの存在を考えると、気が抜けない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】日本1-2ウクライナ|槙野の同点ヘッドは実らず。欧州遠征は1分1敗
【PHOTO】リエージュの美食を紹介。随時更新中!
【PHOTO】リエージュでの生活をカメラマンが切り取る!