韓国メディアが日本を酷評…「鈍い矛に錆びた盾」「無意味に与えたPK」

カテゴリ:日本代表

ピッチコミュニケーションズ

2018年03月24日

「接戦の日本、慰めは帰ってきた本田と浮上した中島」との報道も

本田(4番)と中島の存在は、日本の数少ないポジティブな材料だったという。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 また、前出の『スポーツ韓国』は、より詳細に日本の試合展開を分析している。「日本サッカー、鈍い矛に錆びた盾まで“総体的難局”」と題した記事では、「ハリルホジッチ監督は1.5軍レベルのラインナップで試合に臨んだ」としながら、日本の攻撃について、「ことごとく決定力が欠けていた」と指摘。
 
 守備については、「日本はサイドや守備の裏のスペースを突くマリのスピードに危なっかしい展開が続いた。GKの好セーブで失点を免れた」と綴っている。また、同メディアは「狙いを外したキックがPKに、あっけなく崩れた日本の守備」とした記事も掲載し、この日の失点について、「日本の立場からすれば、無意味に与えてしまったPKだった」としている。
 
 ただ、それでも韓国メディアが高く評価した選手もいた。「接戦の日本、慰めは帰ってきた本田と浮上した中島」と報じたのは、『SPOTVNEWS』だ。
 
 記事は、「後半22分に本田が投入されると、パスが少しずつ回るようになった。だが、他の選手の両サイドに渡すパスやペナルティエリア内に入れるパスが不正確で、ゴールにはつながらなかった。攻撃の起点となる本田だけでは、流れを逆転させることには限界があった」と本田のパフォーマンスを評価。
 
 一方、中島については、「日本のバランスを取ったのが中島だった」とし、同点ゴールを決めるまでの展開を詳しく報じている。記事は、「格下を相手に問題点ばかりが露呈した日本の親善試合だったが、本田の復帰と中島の登場は、それでも慰みになった」と締めくくった。
 
 ベルギー遠征の初戦で、苦しい戦いを展開した日本。韓国も現在、日本と同じく欧州遠征に臨んでいる(24日/北アイルランド戦、28日/ポーランド戦)だけに、ライバル国の日本の戦いにも注目が集まっている状況だ。
 
 27日に行なわれるウクライナとの第2戦にも、韓国メディアの関心が注がれるに違いないが、日本は次戦で鬱憤を晴らすことができるか。
 
文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
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