一方で、マドリーＯＢのレジェンド、ラウール・ゴンサレスは“続投支持派”だ。ジノラと時を同じくして、スペイン紙『AS』にこんな私見を述べている。
「ジズーがひとつもタイトルを獲れなかったとしても、彼は去るべきではない。その手腕に疑いはないし、現代ではマドリーだってタイトルを獲れないシーズンくらいはある。あんなに知的で、選手をモチベートできる監督はなかなかいない。マドリーの監督にこそ相応しい指導者だよ」
さまざまな意見や憶測が飛び交うなか、マドリーとジダンの行く末はどうなるのか。まだ二転三転、動きがありそうだ。ちなみにマドリーの次期監督候補には、トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ監督やドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督、さらにはチェルシーのアントニオ・コンテ監督らの名前が挙がっている。
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