「もう少し時間をもらえれば大丈夫」ホロ苦デビューにも森岡亮太がポジティブな理由

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2018年02月05日

「いつも寝れませんが、今日はあのシーンが何度も…」

チーム合流から試合までわずか3日。それでも高い順応性を見せ、練習の成果を随所で披露した。(C)Getty Images

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 デスハフトからの縦パスを相手DFラインの裏で受けたアシストシーンでの動きは、「練習でやっていたこと」と言う。森岡が倒されてPKを奪ったシーンでは、前線でガンボウラがつなげたボールを拾い、そこからドリブルを仕掛けて生まれた。この一連の流れも「練習でやっていた」と振り返る。
 
 まだ全体練習に合流して3日ということもあり、周りとの呼吸があってないようにも感じられたが、それでも森岡は練習の成果を随所で披露していたのだ。
 
「べベレンのシステム(4−3−3。森岡はトップ下)と、アンデルレヒトのシステム(3−4−2−1。森岡は2シャドーの左)は違います。だからといってアンデルレヒトのシステムが難しいわけではない。あるのはシステムの違い。だから、もう少し時間をもらえれば大丈夫だと思います」
 
 試合のあった日はあまり眠れないという森岡。メヘレン戦後、「いつも寝れませんけれど、今日はもうあのシーンが何度も出てきそうな」と悪夢を恐れて苦笑いした。森岡の夢には是非とも10分の鮮やかなアシストシーンが出てくるのを祈り、そして次のオーステンデ戦に向けて良いイメージで準備することを期待したい。
 
取材・文●中田徹
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