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【湘南】故郷新潟を離れ覚悟の完全移籍! 大野和成はなぜ曺監督の下に馳せ参じる決断をしたのか?

カテゴリ:Jリーグ

竹中玲央奈

2018年01月19日

背番号「8」に表われている大野の覚悟。

5年ぶりに湘南のユニホームに袖を通すことになる大野。今回は8番を背負ってのプレーとなる。写真●滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 そんな中で届いた湘南からのオファーである。降格という現実を受け止め、その責任感から新潟への残留という選択肢は間違いなくあったものの、輝きを放った2年間と、指揮官の熱意もあり、移籍を決断した。
 
「湘南でのあの2年がなかったら今はここにいないと思うし、あの2年間で曺さんとサッカーをやったことによってサッカー観も変わったし、もう一度成長したいという思いがあった。ただ、それだけでなくてチームを勝たせないといけない。そこへの比重もしっかり置いて頑張っていかないとなと」
 
 初めて湘南の地に足を踏み入れた時は“この先”を期待された選手であったが、今回は異なる。前回在籍した2年間を含めた“これまで”の実績を買われての加入だ。
 
 なにより、「CBの一番手」(坂本SD)としてリストアップされたのだ。かかる期待は非常に大きいし、本人にも強い覚悟がある。
 
 それは今季背負う背番号にも現われている。彼がまとう8番は、“ミスターベルマーレ”坂本紘司のものという印象が強く、これまで高山薫や山田直輝というチームの中心選手が付けてきた。前回在籍時に背負った22番になることが予想された(昨年までこの番号を背負った下田が川崎へ移籍)が、自らこの重みある8番を手にしたという。
 
「もともと全部変えようと思っていたから。22番になると思った人は多いかと思うんですけど、もう過去にすがるのではなくて、似合わない番号をつけて頑張りたいなと思った。そしたら8番が空いていて。(坂本)紘司さんの番号でもありますし、そこは越えないといけないなと思いました。似合わない番号を似合う番号にするくらい活躍しないとな、と」
 
 覚悟を持って臨む今シーズン、大野へ向けられる期待と求められる責任は、想像以上に大きい。
 
取材・文●竹中玲央奈(フリーライター)
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