昌平を日本一に導けるか!大宮入団内定の点取り屋が語る選手権への覚悟

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2017年12月24日

タイトなマークに苦しんだ矢板中央戦の経験を生かし、選手権での躍動を目論む。

果敢な仕掛けでゴールを狙うも、矢板中央戦はゴールをこじ開けれなかった。写真:松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)

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 試合に敗れた後、誰ともしゃべらず、黙々とダウンを行なう姿が印象的だった。その表情は冴えず、悔しさがにじんだ。その理由を本人はこう語る。

「この試合に掛けていたというところと、選手権に向けてどうすれば結果を残せるかを考えていました」

 チームを勝たせたいという責任があったからこそ、誰よりも感じていた敗戦の責任。「背負うことばかりになっていて、背負うふりをして相手の背後を取ることがもっと出来れば良かった。自分としては対策されても点を取りたいと思っているので本当に悔しい」という言葉からも佐相の想いが伝わってくる。
 
 ただ、幸いなことにその悔しさを晴らす場がある。30日に開幕する選手権だ。「背後への動き出しを磨き上げて、少し下がった位置でボールを受けるようなプレーも出来るようにして、違う動き出しを出来るようになりたい」と選手権までに修正を誓った。大宮の練習へ参加した際に清水慎太郎のプレーから学んだという、動き出しやボールの引き出し方を実践できれば活躍は十分に可能だ。「インターハイの借りを返したい」というストライカーは本大会での爆発を誓う。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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