【藤田俊哉の目】北朝鮮戦のMVPはGK中村航輔! 攻撃では“背後”を取った3つの場面を高評価

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月10日

中国戦は、初戦以上に“呼吸”が合ってくるはず。

決勝点は川又(9番)の裏へ抜ける動きが起点となって、今野(17番)、井手口(2番)とつながって生まれた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 ただ、先ほども述べたように、急造チームゆえの連係不足は、ある程度目をつむるべきだろう。ましてやこの日は急造チームにとって初戦でもあった。北朝鮮のプレッシャーが弱まってきたというエクスキューズがつくものの、選手交代によって活性化した終盤にみせてくれた “背後を突く”攻撃を増やしていけば、得点チャンスも増える。ハリルホジッチ監督もそれを目指しているはずだろう。
 
 そんな展開を見ることができたのが、3つのシーンだ。
 
 68分に谷口のフィードから倉田が相手の“背後”をとってゴール前へクロスを上げたシーン。後半アディショナルタイムにパスワークから車屋が“背後”へ抜け出してクロスを入れたシーン。そして阿倍のスルーパスに反応した川又が“背後”に飛び出してクロスを上げた決勝ゴールのシーンだ。
 
 この3つのプレーは、すべて“背後”を突いていったものだが、守備を固めたチームを相手にしたとしても、やはりゴールチャンスが生まれるケースは、“背後”を奪えた時だ。そのイメージを大事にしながら、初戦以上に“呼吸”が合ってくるであろう次の中国戦では、攻撃陣の強烈なアピールが見たい。

◆プロフィール
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水市商高-筑波大-磐田-ユトレヒト(オランダ)-磐田-名古屋-熊本-千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からオランダ2部VVVフェンロのコーチとして指導にあたり、16-17シーズンのリーグ優勝と1部復帰に導いた。新シーズンよりイングランドのリーズ・ユナイテッドでスタッフ入り。また、今年7月より藤田俊哉×H.I.S.ブログ『藤田俊哉サロン』がスタート

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