中村憲、槙野はメンバー入りしても良かったのではないか?
◇落選した選手について
2列目については、香川真司、本田圭佑、岡崎が不動であり、これをボランチの遠藤がどう操るかが、ザックジャパンの基本コンセプトであるのは変わりない。この3人に清武弘嗣を加えた2列目の選手にザックは大きな信頼を寄せており、この人選を崩すことは考えにくかった。香川、本田については今シーズン、所属クラブで出場機会に恵まれなかったことを不安視する声もあるが、その分、疲労の蓄積もなくてコンディションは良いかもしれないという考えもある。
こうした不安を打ち消す意味で、トップ下のバックアップとして中村憲剛の選出はアリだったかもしれない。川崎フロンターレでの大久保との強力ユニットが、点が欲しい場面で活かせる可能性もあった。また中村は過去の代表戦で、岡崎らとも波長の合ったプレーを見せていた。
CFについては、予選でプレーした前田遼一、ハーフナー・マイク、李忠成といった選手がすべて外れ、予選でプレーしていない柿谷、大迫、そして大久保が選ばれた。このようなケースは、日本代表では初めてのことだ。
最後にCBの4番手として、槙野智章はメンバーに入れておいても良かった気がする。バックアップとしてだけでなく、ムードメーカーとしての貢献が期待できたからだ。優勝した2011年のアジアカップや昨年の東アジアカップなどでは、槙野や森脇良太がチームを盛り立てていたし、現在のチームには彼らに代わる存在がいないからだ。仮にピッチに立たずとも、チームに好影響を及ぼすことができたかもしれない。
2列目については、香川真司、本田圭佑、岡崎が不動であり、これをボランチの遠藤がどう操るかが、ザックジャパンの基本コンセプトであるのは変わりない。この3人に清武弘嗣を加えた2列目の選手にザックは大きな信頼を寄せており、この人選を崩すことは考えにくかった。香川、本田については今シーズン、所属クラブで出場機会に恵まれなかったことを不安視する声もあるが、その分、疲労の蓄積もなくてコンディションは良いかもしれないという考えもある。
こうした不安を打ち消す意味で、トップ下のバックアップとして中村憲剛の選出はアリだったかもしれない。川崎フロンターレでの大久保との強力ユニットが、点が欲しい場面で活かせる可能性もあった。また中村は過去の代表戦で、岡崎らとも波長の合ったプレーを見せていた。
CFについては、予選でプレーした前田遼一、ハーフナー・マイク、李忠成といった選手がすべて外れ、予選でプレーしていない柿谷、大迫、そして大久保が選ばれた。このようなケースは、日本代表では初めてのことだ。
最後にCBの4番手として、槙野智章はメンバーに入れておいても良かった気がする。バックアップとしてだけでなく、ムードメーカーとしての貢献が期待できたからだ。優勝した2011年のアジアカップや昨年の東アジアカップなどでは、槙野や森脇良太がチームを盛り立てていたし、現在のチームには彼らに代わる存在がいないからだ。仮にピッチに立たずとも、チームに好影響を及ぼすことができたかもしれない。