ベールに包まれた北朝鮮代表、協会幹部が明かした日本が警戒すべき3選手は?

カテゴリ:日本代表

ピッチコミュニケーションズ

2017年12月09日

国内組にも注目すべき選手が。

 振り返ればチョン・イルグァンは、2010年のU-19アジア選手権では大会MVPに輝き、同年にはAFC年間最優秀ユース選手賞も受賞している。早くから才能を発揮し、A代表でも頭角を現しているわけだ。7日の公開練習でも、スイスでプレーする25歳にファインダーを向けるカメラマンは多かった。
 
 もっとも、国内組にも注目すべき選手はいるようだ。李理事長は語る。
 
「ひとりは、FWのキム・ユソン。個人技が光るドリブラーです。11月13日に行なわれたアジアカップ最終予選のマレーシア戦ではハットトリックを決め、“マン・オブ・ザ・マッチ”にも選ばれました。
 
 攻撃陣で言えば、ミョン・チャヒョンにも注目してほしいですね。ヘディングが強くてパワープレーが得意な点取り屋です。プレースタイルもパク・クァンリョンに似ているので、海外組が抜けた穴を埋めてくれると期待しています。
 
 それから、MFのパク・ソンチョルもうまい。経験豊富なゲームメイカーで、中盤でよくボールに絡んでいる。FKも彼が蹴っていますよ。タイプ的には、梁勇基(ベガルタ仙台)に近いかな」
 
 アンデルセン監督は、7日の記者会見で、「(北朝鮮が)優勝候補でないことはよく知っている。日本戦はすごく難しい試合になるだろう」と分析していたが、北朝鮮代表の本当の実力は未知数だ。ましてハリルジャパンは、2015年に同大会で北朝鮮と対戦し、1-2で敗れている。ハリルホジッチ監督体制では初の黒星だった。今回の日朝戦も気が抜けない戦いになるだろう。

取材・文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
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