【北朝鮮戦プレビュー】清武離脱の中盤は“G大阪のトライアングル”がベストか?

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2017年12月09日

MVP小林は好調ぶりを代表戦でも示せるか

今季JリーグのMVP小林はどんなプレーを見せるか楽しみだ。ここで活躍できればロシアへの道も開けるだろう。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 今季のJリーグでMVPと得点王をダブル受賞した小林は、おそらく右ウイングで起用されるだろう。川崎では主にCFを任されているが、今回のE-1サッカー選手権ではフィニッシュだけでなく、最前線に張るだろう金崎夢生(鹿島)をサポートする仕事も求められる。
 
 今季は大きな怪我もない小林は、ここにきて一段と調子を上げてきた。その好調ぶりを代表戦でも示せれば、ロシア行きも現実味を増す。
 
 どんなメンバーで戦うにせよ、チームを見るうえで注目すべきが“リスク管理”だ。

 5日の公開練習では、紅白戦中にセンターサークル付近で安易に横パスを出した大島僚太(川崎)にハリルホジッチ監督は強烈なダメ出し。「そこは横パスじゃなくて、縦に出せ」というような指示を送っていた。おそらくこれは、横パスをカットされるよりも、縦にチャレンジして相手にボールを取られたほうが逆襲を食らう可能性が低いということを説明したかったのだろう。
 
 その日のハリルホジッチ監督は他の局面でも即失点につながるようなパスミスに対し、ジェスチャーを交えながら注意していた。11月のブラジル戦(親善試合)であまりにもあっけなく3失点を喫したのがショックだったのか、攻撃以上に守備の部分に力を注いでいる印象だった。
 
 北朝鮮戦では少なくとも無失点に抑えたい。国内組で戦うとはいえ、アジアレベルの試合で何度もピンチを迎えるようなら──。グループリーグでまずコロンビア、セネガル、ポーランドと戦うロシア・ワールドカップで躍進など遂げられない。
 
文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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