【ブンデス日本人の現地評】決勝PK獲得に貢献の武藤すら及第点止まり…軒並み辛口評価に

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月21日

大迫は「怖さのないシュート」で仕事を果たせず

粘りと巧みな身体の入れ方でボールを奪い、デ・ブラシスのPK奪取を引き出した武藤。自身に得点機はほとんどなかったものの、我慢してハードワークをこなした。 (C) Getty Images

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 ボランチとして69分までプレーした酒井に対しても、『ビルト』『キッカー』はともに4点という評価。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』はチーム最低タイの5点を付け、「キャプテンのプレーは、ミスもあり平凡だった。明るい面より暗い面が残った」と厳しい寸評を記した。
 
 一方、もうひとつの地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』は、「立ち上がりは非常に悪かった。しかし、誇りある日本人には、このままではいけないという意志があり、だんだん良くなった。全体としては普通だった」と評している。
 
 マインツ対ケルン(1-0で前者が勝利)では、武藤嘉紀が先発フル出場し、大迫勇也が60分から途中出場を果たした。
 
 右サイドで粘ってボールを奪い返したことが決勝のPKに繋がった武藤には、『ビルト』が4点、『キッカー』が3点を付けた。
 
 地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は3点を付け、「不安定なケルンの4バックに対する走りは、価値があった。PKに繋がったチェイスのように、勤勉だった。この日本人がいなければ、あのボールは危険なものにはなっていなかったはずだ」と称えた。
 
 敗れたケルンの大迫には、『ビルト』がチーム最低タイの5点を付けたのに対し、『キッカー』は3.5点と及第点。地元紙『エクスプレス』はチーム最低タイの5点で、「運のない判断が、怖さのないシュートに繋がった。彼でも、攻撃に秩序をもたらすことができなかった」と記した。
 
 最後にホッフェンハイムと対戦(1-1)したフランクフルトは、長谷部誠が60分からプレーし、鎌田大地はベンチ入りするも出番はなかった。長谷部への評価は『ビルト』『キッカー』ともに3点だった。
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