ACL制覇まであと1試合!浦和はホーム埼スタでどう戦う?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月20日

柏木は「ボールを保持する時間帯を増やさないといけない」。ホームではより攻撃的に。

アウェーでは守って引き分けに持ち込んだが、ホームでの第2戦は主導権を握って勝ちに行くと柏木は言う。(C)Getty Images

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 そこで柏木が「ハーフタイムに歩きながら堀(孝史監督)さんと話をして」見出したのが「2トップっぽい守備のほうがハマるんじゃないか」ということだった。ラファエル・シルバが負傷退場して65分にズラタンを投入すると、堀監督は4−4−2へとシステムを変えた。その後も押し込まれる展開が続いたものの、前半のような展開は減り、追加点を許さなかった。
 
 第1戦は「結果的に最高」(柏木)、「一番良いと思う」(興梠)結果になった。第2戦も当然、いや第1戦以上に失点しない、つまりアウェーゴールを与えないことが重要になる。ただ、第1戦の戦い方はあくまでアウェー用であり、選手たちに同じような試合をするつもりはない。
 
 興梠は自身がセンターバックにプレッシャーを掛けない守り方について、「狙いどおり」と成果を感じつつも「ホームでこれをやっていたらダメ」と話した。柏木も「守備からやっていけた」ことに手応えを得ながらも「ホームではボールを保持する時間帯を増やさないといけない」とより攻撃に力を注ごうとしている。
 
 アウェーゴールを奪った浦和は、0-0でも優勝が決まる。ただ、準決勝の上海上港戦がそうだったように、引き分けを狙いにはいかない。優勝を決めるために勝つつもりで試合に臨む。選手たちはそれが最善の策だと信じている。
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