『WSD』のウェブ放談「専門誌編集部が見たCL準決勝」アトレティコ対チェルシー

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2014年04月23日

第2レグの鍵はチェルシーがどこで点を取り行くか――。

アトレティコ対策を完遂できたのはテリーの力によるところが大きい。ゆえに負傷の回復具合が気になるところだ。 (C) Getty Images

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アトレティコ担当 「この試合のMVPは個人的に(ガリー・)ケイヒルだと思います。ジエゴ・コスタを完全に封じていましたからね。あそこまで、何もできないジエゴ・コスタは見たことがないです」
 
チェルシー担当 「ところで、この試合でのボールポゼッションは、アトレティコが62パーセント、チェルシーが38パーセント。この数字が試合内容を顕著に物語っていますね」
 
編集長 「アトレティコにとっては、ずっとボールを持たされていたということ。守りきるサッカーをやらせたら、モウリーニョ監督の右に出る者はいないね」
 
アトレティコ担当 「アトレティコもスペイン国内でなら、守る相手を崩すことができるけど、さすがにこのレベルになると難しくて、一本調子の感が否めませんでした。全然、攻撃に迫力がなかったですからね」
 
チェルシー担当 「さて第2レグですけど、チェルシーは今週末にプレミアリーグでリバプールと対戦します。優勝の行方を占う大一番であり、この試合を受けてCLでの選手起用も変わってくるかもしれませんね。ここで無冠か二冠かが決まるターニングポイントになると言ってもいいでしょう」
 
編集長 「テリーがいるかいないかの差は大きい。彼に代わるセンターバックはいないからね」
 
アトレティコ担当 「チェルシーはチェフが怪我でアウト、テリーも微妙、ランパードとミケルが出場停止、一方のアトレティコはガビが出場停止になりますけど、戦い方は両チームとも第1レグの時と変わらないでしょうね」
 
編集長 「チェルシーが最初から攻めに出ることはないだろうね。それぐらい、アトレティコのカウンターは怖いから。2、3本でつないでシュートまでもっていってしまうからね」
 
チェルシー担当 「チェルシーがどこで点を取りに行くかもポイントになるでしょうね。攻撃の切り札は(エデン・)アザールなど、たくさんいますけど」
 
編集長 「90分間ぎりぎりまで、あるいは延長戦突入というのもモウリーニョ監督の頭にはあるかもしれない。とにかく第1レグの戦い方を継続していくのは間違いないだろうね」
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