三好康児が躍動した裏にあったのは先輩たちの支え。
そこで支えになったのがチームの先輩たちだ。
「自分がそう思っているというのは周りの先輩たちも感じ取ってくれていたみたいで、ご飯に連れて行ってくれたりして声を掛けてくれた。そこで、自分に何が足りなくて、何を持っているのか。そういうところをかなり言ってくれたので、自分にとってすごく大きくて、そこから変わって来たなと思う」(三好)
自信を失いかけた時に支えてくれた先輩たち。家長昭博からは「お前には点を取ってほしい」と発破を掛けられるなど、多くの人に支えられてこの大一番を迎えた。
そして、仙台戦での2ゴール。得点を決めた後には中村から「やっとだな、待っていたぞ」と言われ、苦しい時期に積み上げて来たものがようやく結実した瞬間だった。
ただ、これで終わりではない。決勝戦が残っている。過去に川崎が決勝に進んだ07年と09年は、下部組織に所属していたこともあってスタンドで過去の先人たちが悔し涙を流している姿を見た。
「アカデミーの時に悔しい想いはしているし、今度はプロの立場で決勝を経験できるのは、あの頃から考えれば大きなこと」
幼少の頃に味わった悔しさは三好の脳裏に焼き付いている。その想いを胸に、さらなる恩返しを決勝の舞台で誓う。
取材・文 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)
「自分がそう思っているというのは周りの先輩たちも感じ取ってくれていたみたいで、ご飯に連れて行ってくれたりして声を掛けてくれた。そこで、自分に何が足りなくて、何を持っているのか。そういうところをかなり言ってくれたので、自分にとってすごく大きくて、そこから変わって来たなと思う」(三好)
自信を失いかけた時に支えてくれた先輩たち。家長昭博からは「お前には点を取ってほしい」と発破を掛けられるなど、多くの人に支えられてこの大一番を迎えた。
そして、仙台戦での2ゴール。得点を決めた後には中村から「やっとだな、待っていたぞ」と言われ、苦しい時期に積み上げて来たものがようやく結実した瞬間だった。
ただ、これで終わりではない。決勝戦が残っている。過去に川崎が決勝に進んだ07年と09年は、下部組織に所属していたこともあってスタンドで過去の先人たちが悔し涙を流している姿を見た。
「アカデミーの時に悔しい想いはしているし、今度はプロの立場で決勝を経験できるのは、あの頃から考えれば大きなこと」
幼少の頃に味わった悔しさは三好の脳裏に焼き付いている。その想いを胸に、さらなる恩返しを決勝の舞台で誓う。
取材・文 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)