中盤の構成は「ダブルボランチ+トップ下」と予想。
最も予想を立てにくいのは中盤の構成だ。最近は「アンカー+インサイドハーフ」の形が増えているが、アンカーを務める長谷部誠が今回の2連戦では不在だ。そのため「ダブルボランチ+トップ下」の形でスタメンを考えてみた。
さらに10月4日の非公開で行なわれたゲーム形式のトレーニングでは、途中から小林祐希を主力組のトップ下で試したともされており、香川真司から小林へのバトンリレーがあるのかもしれない。
ボランチはロシア・ワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦で劇的なゴールを奪った井手口陽介を軸に遠藤航と山口蛍がもうひとつの椅子を争う構図か。ただ、6月13日のワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦では井手口、遠藤の“リオ五輪コンビ”が先発し、まずまずのコンビネーションを見せていただけに、その時の再現になるのかもしれない。
ニュージーランド戦ではボールを保持する時間が長くなるかもしれないが、ハリルホジッチ監督は「ポゼッションは勝利を約束してくれません。相手より多くの得点を取らなくてはいけません」と、安易なパス回しには警鐘を鳴らす。果たして目に見える結果を残して指揮官にアピールするのは――。ワールドカップメンバーを懸けた過酷なサバイバルがいよいよ始まる。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
さらに10月4日の非公開で行なわれたゲーム形式のトレーニングでは、途中から小林祐希を主力組のトップ下で試したともされており、香川真司から小林へのバトンリレーがあるのかもしれない。
ボランチはロシア・ワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦で劇的なゴールを奪った井手口陽介を軸に遠藤航と山口蛍がもうひとつの椅子を争う構図か。ただ、6月13日のワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦では井手口、遠藤の“リオ五輪コンビ”が先発し、まずまずのコンビネーションを見せていただけに、その時の再現になるのかもしれない。
ニュージーランド戦ではボールを保持する時間が長くなるかもしれないが、ハリルホジッチ監督は「ポゼッションは勝利を約束してくれません。相手より多くの得点を取らなくてはいけません」と、安易なパス回しには警鐘を鳴らす。果たして目に見える結果を残して指揮官にアピールするのは――。ワールドカップメンバーを懸けた過酷なサバイバルがいよいよ始まる。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)